南信エリア
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2021年6月8日
・A君が家から枝についたちょうちょのさなぎを持ってきて友だちにみせる。
「なんだこれ?」「触ってもいいの?」
「優しくだよ!」
「プニプニする。」「いもむしが入っているからだ。」
「もうすぐちょうちょになるんだよ。」
「ならないよ。ちょうちょは羽があるもん。」
「ちがうの。この中で羽ができているの。」
「本当だ、さなぎの下のほうがちょうちょの模様だ!」
「えぇ~~!?すごいね。早く出てきてほしいね。」
その日は一日窓際に置いておくと、子ども達は「まだいもむしだね。」と言いながら様子を見ていました。
帰りに心配になったA君は家にさなぎを持ち帰りました。
そして 次の日
「A君いもむしどうなった?」「まださなぎのままだよ。」と聞き残念そうな子ども達。
昨日のさなぎに興味が大きいことが分ります。
また次の日
虫かごをさげて登園したA君、中にはアゲハチョウが入っています。
「ちょうちょになったんだね。」「生まれたんだね。」「大きいね。」
「羽があんまり動かないね。」「まだ赤ちゃんのちょうちょだもんね。」
「でも、お腹がすいているからお花の上に置いてあげたいな。」
プランターのパンジーの上に置いてやると、羽を広げたり、花の上を歩いたりと飛ぶことなくその場にいるアゲハチョウ。
「どうして飛ばないのかなぁ?」「雨で羽が濡れるのがイヤなんじゃない?」(この日は雨降りでした。)
「いっぱい蜜を飲んでから出発すればいいよね。」
園長先生が虫眼鏡を持ってきてくれ、アゲハチョウに近づけて見ると・・・
「すごい!ちょうちょは毛もはえてるよ。」「口がストローみたい。」「羽の模様がかっこいいね。」
いろいろな発見があって、友だち同士で伝えあっていました。
A君が指を近づけると指に乗ります。「羽を触ると飛べなくなっちゃうの。」
「羽もまだ柔らかいよ。」と友だちにも知らせていました。
子ども達が触れることで少し羽がちぎれてしまい、その日は子ども達が帰る時間になっても
まだ花の上にいました。
この日A君はこのまま花の上に置いておくか、家に連れて帰るか悩みましたが、明日は祝日で
あることからやはり心配で持ち帰りました。
・休み明け、「ちょうちょちゃんと飛んでいったよ。羽がちぎれても大丈夫だったよ!」とお友だちに報告してくれたA君。
「いっぱい蜜飲んだからだね。」「雨もやんだしね。」「違う花の蜜も飲みたいんだね。」と会話が広がりました。
・A君は普段から虫に興味があり、友だちと一緒に虫探しをしたり、捕まえて観察するとまたにがしてやることを楽しんでいた。家庭でも、A君の虫への興味の大きさを受け止め、図鑑が用意されており、親子で一緒に調べることを楽しんでいるとのこと。
アゲハチョウについても、さなぎの時期、ふ化した直後の様子、羽のことも知っていることを友だちに伝える姿があった。
・ふ化するところは見ることができなかったが、”生まれた”という理解はできていた。また、ふ化した直後の羽の柔らかさを知ったり、羽の動かし方もゆっくり練習していくことも観察を通しながら気づくことができた。
・ちょうちょが蜜を吸う様子、羽の動かし方が徐々に上手になったことから、”お腹がすいている””蜜を吸うことで元気が出る””練習すればできる”など共感しながら観察をしていることが子ども達の言葉から分った。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 吉川 真有美 |
運営法人 | 飯田市 |
運営法人代表者名 | 飯田市長 |
園の設立日 | 昭和39年10月1日 |
認定日 | 2017.10.27 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒395-0004 飯田市桐林378 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265-26-8417 FAX : 0265-26-8417 MAIL : ns-tatuoka@city.iida.nagano.jp |
ホームページ | http://www.iida-kosodate.net/ |
定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 20人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月火水木金土 |
基本開所時間 | 8:00~16:00 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |