2021年5月31日
年長エルマー組で・・・
「今日はみんなに見せたいものがあるの!」
と先生が箱を出すと・・・みんな興味津々。
そして中を覗き込むと・・・
「なんだろう?」
「なんかのたまごじゃないの?」
「あっ! カタツムリの卵じゃない?!」
「カタツムリの卵だと思う人~」
「はーい!」 大勢の子の手が上がりました。
そこで先生から、
「実はこの卵、今1年生になった前のエルマーさんが、みんなに育ててほしいって、残していった卵なの・・ みんな、前のエルマーさんが育てていた生き物、覚えてる?」
すると・・・
「あっ、わかった! でも、なんていう名前だっけ・・?」
「わかった! かいこ!!」
「あ~ 思い出した!」
先生が、かいこについて描いた紙芝居を読むと・・・
1 蚕は昔、真島でたくさん飼われていた
2 蚕から取れる糸で、着物(服)が作られていた
3 「お蚕様」と呼ばれとても大切にされていた
4 今はもう真島にはいない
5 蚕は桑の葉を食べる
などということがわかりました。
でも、この卵から産まれた蚕の赤ちゃんや卵はもう死んでしまっているみたいで、どうしたらいいかという話になりました。
「園長先生にお願いしよう」ということになり、みんなで園長先生のお部屋へ・・・
「園長先生! 園長先生のお友達に、蚕をくださいってお願いしてください!」
「はいよ。園長先生のお友達じゃないけど、蚕の先生に連絡してお願いしてみるね」
と、園長先生に言ってもらうと、みんなはドキドキワクワク・・
「蚕 来るかなぁ・・」 と胸を躍らせる子ども達でした。
「蚕の糸の他に、いろんな糸でみんなの着ている洋服ができているんだよ」
「これ、見たことあるかな?」
「知ってるー!」 「わただ~」 「畑で作った!」
これは、なにかわかるかな?
「あ! 猫があそんでるやつだ」 「毛糸!」
「帽子とか作ったりする」 等々・・ 子ども達は知っていることを次々と発言していました。
先生が「なんの毛でできていると思う?」の問いに対して、
「羊!」とすぐ答える子がいれば、「ホッキョクグマ?」と言う子、「猫!?」と言った子に対し、すかさず「かわいそう~」とツッコミを入れる子・・・(笑)
子どもの豊かな発想にいつも楽しませてもっらたり、感心させられている保育士です。
真島では昔、養蚕が盛んであったということを、地域の方に教えてもらったことを きっかけに、昨年、年長児が蚕の飼育を体験しました。蚕の飼育を通し、子どもが主体的に活動したり発見したり、友達と協力したりなど、様々な経験から学んだことがたくさんありました。
真島の伝統文化に触れ体験できたことを、今年の年長さんにもぜひ経験してほしいと思います。
子ども達はこれからどんな顔を見せてくれるでしょうか・・・ 楽しみです!
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 武田 久江 |
運営法人 | 長野市 |
運営法人代表者名 | 長野市長 |
園の設立日 | 1952.4.1 |
認定日 | 2019.9.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒381‐2204 長野市真島町真島1425‐1 |
エリア | 北信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 026‐284‐3637 FAX : 026‐284‐3637 MAIL : mashima-hoiku@city.nagano.lg.jp |
定員数 | 未満児 : 31人 3歳児 : 14人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金、土 |
基本開所時間 | 7時30分~18時30分 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |