2021年5月28日

テーマ：

植物・生物／水／人・地域

年　齢：

３歳～５歳児

ねらい：

・春の自然に触れたり、見たりしながらそれらを取り入れて遊ぼうとする。
・自然物を使って、自分で考えたり、工夫しながら遊ぶ。

保育園の近くに子ども達が「くまさんのお家」と呼んでいる山小屋があります。

春の暖かい風に誘われて、森の中へ遊びに行きました。

子ども達は森の中でいろいろなことを発見したり、工夫したり、挑戦してみたりしながら夢中で遊んでいます。

＊どうしてもお水が汲みたいの。

「くめないなぁ～・・・そうだ！葉っぱを使ってみよう。」

「やった～汲めた！　でも・・漏れちゃうよ～。」

山の中の炭を使った色水遊びがしたくて何とか水を汲めないかと考え、葉っぱを重ねて汲んでみましたが、

始め小さい葉っぱを使っていたが「これじゃ小さくてだめだ。」と葉っぱを変えたり何枚も重ねたり工夫して汲んでいました。

＊カニおるかなぁ・・・

昨年度カニを見つけた場所を覚えてい、さっそく見に行く子ども達・・・でもカニはいません。

そこで罠を仕掛けることを思いつき石を並べて罠を作りました。「罠を作ったでまたカニがおるか見にきたい。」と次回へ期待し帰ってきました。

次に行った時も残念ながら罠にカニはかかっていませんでしたが・・・

＊魚が釣れたよ～

長い枝を中に入れて魚釣り！「やった～釣れた、大物だ～」と釣り上げた魚？（葉っぱ）を見せてくれます。

＊私たちの作戦ハウス！

森の中でツルが絡んだ木を発見！登にもちょうどいい高さと枝ぶり。

「ここ、私たちのさくせんはうすにした～い！」

＊トトロの道発見！

前回来た時にはなかった所に道があることを発見する。

「いっちゃおう。」「どこまでかな？」「まだ道がつながってる～」とどんどん進んで行くねんちゅうじ姿を見て年少児もついて行きます。

しばらく行くと木の枝が生い茂ったトンネルを発見。「トトロの道だ～」とさらに進んで行くと最初の道に出ました。「道がつながっとるじゃん！」とビックリ！

・前回の遊びから、今回を楽しみにし、こうしよう、あれをしたいと考え、楽しみにしたり、準備したりする姿があり、同じ場所に継続して行き、遊ぶ楽しさや子どもの工夫したり、想像する力の素晴らしさを感じた。

・今回、今まで行ったことのない奥まで行ってみたが、新たな発見や道がつながっていることに気付き、驚いたり、喜んだりする姿があった。登ってみたくなる木や遊べそうなツル、‘トトロの道だ～‘と歩くのが楽しくなるような自然の道など、魅力いっぱいのようだ。「次は木を持って行きたい。」「仕掛けた罠に熊がかかるかもしれん」など子どもの楽しみや興味、関心に寄り添いながら次回も楽しみに出かけて行きたい。