南信エリア
TEL: 0265-22-2077 FAX: 0265-22-2077
2021年5月26日
保育園のすぐそばにある「松岡屋醸造場」は1534年創業、江戸時代から続くお店です。
今回保護者でもある「松岡屋さん」のご協力で「味噌作り体験」をすることになりました。
まず午前中に前日から水につけておいた「大豆」を
ガラスの鍋で煮るところを見ました。
左が、大豆で右が一晩水につけた大豆です。
「大きくなってるー」と子どもたち。
煮ている間に、パネルシアターで味噌作りについて
勉強をしました。「手前みその歌」という面白い歌を聴きながら
「大豆」に「麹」や「塩」「種みそ」を混ぜていくことを知りました。
だんだん豆が浮かんだり沈んだり動きはじめ
大きくなっていきます。後半は給食先生が大きな鍋で
柔らかくなるまで煮てくれました。(3時間以上かかりました)
さて・・・
早めにお昼寝から起きると、この日のおやつは・・・
野菜スティックに松岡屋さんの味噌をつけて食べました。
ゆでて柔らかくなった「大豆」も入っています。
「おいしいねー」
そして、松岡屋さんの「木下さんご夫妻」が講師で来てくださいました。
今日は「しょうへい先生 」と「ゆかり先生」だよ。
まず、今日使うものを紹介してくれました。
「大豆」「米麹」「塩」「種みそ(醸造して2か月たったもの)」
まず、大豆をビニール袋に入れて、手を使って「つぶしていきます」
しゃもじで「大豆」を移します。年長さんの真剣な顔!
みんなで交代でつぶします。なかなかたいへん。
次に麹と塩を混ぜます。混ぜる前に「麹」を食べさせてもらいました。
塩と麹を混ぜます。それからつぶした大豆に入れるよ。
又、袋の上からつぶしていきます。
最後に「種みそ」を加えます。
しょうへい先生が「この味噌は、保育園でいえば年長さんや年中さんのような
先輩なんだよ。
小さいお友達の「大豆くん」にどうやったら味噌になれるか教えてくれます。」
とても分かりやすい説明でした。
時間をかけてこねたものを
今度は「樽の中へ」・・・・。
丸めて、たたきつけるように「樽」に入れます。
空気を抜いて、平らにしてビニールで包み
木のふたをしました。
保育園で一番、日当りのいい部屋に置いて「味噌になるまで待ちます。
そして・・・・一か月後、「天地返し」といって味噌を移し替える予定です。
鍋が、ぶくぶくしてきた。
この白いのは何?・・・「あくっていうんだ」
大豆が踊ってるみたいだね。
しょうへい先生とのQ&A
Q どうして「麹」を入れるの
A 麹菌が大豆を切って(たんぱく質を切る)甘くしたりうまみを出すんだよ。
Q どうして豆をつぶすの?
A 豆をつぶすときれいに「麹」や「塩」「種みそ」が混ざるんだよ。
Q どうして「塩」を入れるの?
A 塩を入れることで腐らないようにするんだ
Q どうして米を切った麹は甘くなるの?
A 米を切ることで細かくなると、舌に穴が開いていてそこに麹が入るから甘く感じるんだよ。
保育園の近くに500年近く歴史を刻んでこられた素晴らしいお店があることを知り
丸山地区の地域資源である「味噌作り」を体験でき、本当にありがたかった。
実際に「麹」を食べさせてもらう体験までできて、子どもたちにとって五感で感じる
貴重な体験であった。
これからも、味噌の変化を皆で楽しみながら、観察し、世話をしていきたい。
又、大豆つくりにも挑戦していきたい。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 髙梨 絹子 |
運営法人 | 飯田市 |
運営法人代表者名 | 飯田市長 |
園の設立日 | 昭和28年2月23日 |
認定日 | 2017.10.27 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒395-0071 飯田市今宮町2-113-2 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265-22-2077 FAX : 0265-22-2077 MAIL : ns-maruyama@city.iida.nagano.jp |
定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 6人 4歳児 : 7人 5歳児 : 7人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月火水木金土 |
基本開所時間 | 7:30~18:00 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |