2021年6月4日

テーマ：

土／植物・生物／人・地域

年　齢：

５歳児

ねらい：

不思議に思ったことや、発見したことなどを友だちや保育士と一緒に調べてみたり、実際に試し成長に期待を持つ。

散歩や園庭でタンポポを摘んだり、綿毛を飛ばしたりして遊ぶ姿がありました。

「たくさんとって、花束にするんだ」

「綿毛あったよ！ふぅー」

「せんせい、わたげって飛んでいって土に落ちて、タンポポが咲くんだって、○○ちゃんが教えてくれたの。たね植えたいから何かちょうだい！」

２人の関心は高まり、植木ばちに畑の土を入れ、綿毛の種をまき成長を楽しみにする日々が始まりました。

園庭には子どもたちの気持ちが高まるものがいっぱいです。

虫にも関心がある子どもたち。園庭にいたアリをたくさん捕って、ボールの中に入れて観察。

「いっぱい捕まえたね。あっ！そこにもいるよ」と周りの友だちも協力的です。

綿毛を蒔いたプランターをのぞき込み

「これだけじゃだめだと思う。お水をあげないと。」

水を毎日与え、それから５日後、、、

「あっ、芽が出た！」小さな双葉を発見！

子どもたちは喜びますが、不安に思った担任はネット写真を出し、子どもたちと見比べてみました。

似てる、、、

それから４日後、芽はすくすく伸びています。たんぽぽでありますように！

アリをたくさん捕まえ満足した子どもたちは次に

「アリって何食べるの？」「おうちってどんなおうちなの？」

「図鑑持ってくるね」と調べ始めました。

おうちを作ろう。

「葉っぱの下は隠れるところ」「草はのぼるところだよ」

「何食べるんだろうね？」

子どもたちの興味・関心は深まるばかりです。これからどんな発見をしていくのか楽しみです。

不思議に思ったことを友だちと相談しながらやってみようとする姿を見守ったり、共に悩み考えたりしながら一緒に楽しんだりしていきたいと思います。

タンポポがはたして咲くのか、アリは何をあげたら喜ぶか、、、。

まだまだ子どもたちの探究心は続きます。その気持ちを大切にしていきたいと思います。