植物・生物 豆、見つけた!

2021年5月14日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
5歳児 そら組
ねらい:
春の草花に関心を持つ

活動内容

近くの公園まで、みんなでお散歩。今日の散歩のテーマは、「色々な草花を見つけよう!」です。

図鑑を持って、出発です!

 

公園に着くと、「ペンペン草、見つけた!」と嬉しそうなAちゃん。

名前をよく知っているね。

 

「ねえ、見て!ハートだよ。かわいい!」

ペンペン草の種が、ハートの形になっていることに気付いたBちゃん。

 

「先生、このお花なあに?」花のにおいをかいでみると、とっても良いにおいがしました。

Cちゃんは、大切そうに持ち帰りました。

 

「なんていう名前かな?」図鑑で真剣に調べます。

 

帰り道、道路わきに黒ずんでいる草を発見!よく見ると、小さな虫がびっしりと付いていました。

「気持ち悪い~~」

 

「あ、豆だ!」それはカラスノエンドウでした。

「これ、食べられるかな~?」とDちゃん。

 

「給食の先生に、おいしくしてもらおうよ。」とEくん。

「そうしよう!」みんな一生懸命摘んでいました。

保育士は、それが食べられないことを知っていましたが、子ども達の様子を見守ることにしました。

 

保育園に着くと、「給食の先生、これ、食べられますか?」と子ども達。

「それ、食べられないんだよ。鳥さんのごはんになるんだよ。」と給食の先生。

残念そうなみんな。

 

数日後、どうしても食べられる豆を採りたいみんなは、豆を探しに散歩に出かけることにしました。

今回は、土手に行きます。

 

「わあ~、お花や虫がいっぱい!」「楽しいなあ~」

 

「豆、見つけた!」黒い豆、何でしょう?

 

「あ!見つけた!」それは、またしてもカラスノエンドウでした。

嬉しそうに摘む子ども達。

 

豆を割ってみると・・・「わあ!」

 

「豆が出てきたよ~」嬉しそうなBちゃん。

 

桜の葉っぱに乗せてみます。

「ごちそうだよ。」

 

「ねえ、見て!」「わー、きれい。」

さやから出したばかりの豆はピカピカしていました。

 

帰り道も、ひたすらカラスノエンドウを摘む子ども達。

 

「見て~~」

 

保育園に戻ると、さっそく給食の先生ところへ行きました。

「給食の先生、これ食べられますか?」

 

「残念、これも食べられないんだよ。」

「えー!?」残念がる子ども達。

すると・・・

「今年は何の野菜を植えるのかな?食べられる豆を植えてみたらどうかな?」と給食の先生。

ぱっと、子ども達の表情が輝きました。保育室に戻って、担任の先生に報告です。

 

それでもまだ、あきらめきれない子ども達。

「この豆、植えたらどうかな?食べられるんじゃない?」カラスノエンドウを植えたら、食べられると考えたFちゃん。

「どうだろう~~」と考えるみんな。

さっそくみんなで、園庭にカラスノエンドウを植えてみることにしました。

土に植えたカラスノエンドウは、芽を出すのでしょうか?

 

 

 

 

子ども達のきづき

 

・色々な草花を植えたよ。図鑑で調べたら、名前が分かったよ。

・食べられそうな豆を見つけたよ。どうやったら、食べられるかな?

・この豆を植えたら、食べられる豆ができるかな?試してみよう。

事例に対する保育者の思い

子ども達の何だろう、不思議だな、という思いを大切に、あえて答えを出さずに見守っていると、「調べてみよう」「試してみよう」という姿が見られました。

これからも、子ども達の姿を見守りたいと思います。

 

ながのしあおきじまほいくえん 長野市青木島保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 西澤 裕子
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1966.10.16
認定日 2020.10.1
区分 保育所
住所 〒381‐2205 長野市青木島町大塚1361
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026‐285‐2551 
FAX : 026‐285‐2551 
MAIL : aokijima-hoiku@city.nagano.lg.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ