2021年3月3日

テーマ：

水／空・天気

年　齢：

2才児

ねらい：

・保育士や友達と雪遊びを楽しむ。
・雪や氷に親しみ触れる中で、興味・関心を持つ。

お日様がぽかぽかとあたり暖かく感じられる日も増えてきました。

軽くてふわふわとした雪の日もあれば、ずっしりと重たい雪の日も。

雪質も様々ですが、お天気の良い日にはお外に出て雪遊びを楽しんでいます。

部屋の中から空を見て、「今日は雪遊びできる？」「晴れているからおそといこうよー！」と雪遊びが楽しみでうずうずしている子ども達です。

大きなバケツ（食缶）を持って園庭へ。大きなバケツに雪を詰めてそれをひっくり返してケーキ作りをしました。

手でたくさんの雪をすくってバケツへ。一つのバケツにみんなで力を合わせて雪を運んでいます。

”ぎゅっぎゅっ””とんとん”とふわふわの雪をつぶすようにして詰めていきました。

「まだまだ入るよ！」「もう入らないかな」とお友達同士アドバイスしたり、教え合ったりする姿もありました。

作ったケーキを土手の上まで運びたい！！

しかし、いざ持ってみるととても重たいバケツ。「う～～～～んっ！！」と顔をゆがめながらも一生懸命持とうとする姿も。どうしても一人で持つことができず、お手伝いをお願いしたりしながらなんとか土手の上までケーキを運んでいました。

ケーキの上には、いちごやチョコレートに生クリームなど思い思いに飾り付け。

「たんじょうび、いちごのケーキだったんだよ！」「ハッピーバースデートゥーユー」とお誕生日の時の思い出を話しながら作る姿も。生活のなかで経験したことがあそびにも繋がってきています。

ケーキをスコップの包丁で切ろうとギコギコと前後にスライドさせていました。
みんなの分切り分けてくれるのでしょうか？

できあがったケーキがずらりと並ぶと、その後ろにある玄関の階段へ移動する子ども達。
何をするのかと見ていると・・・

「いらっしゃいませー！ケーキ屋さんですよー！」とケーキ屋さんに変身していました！

階段の手すりの間から顔をのぞかせてすっかり店員さんです。

作ったものでごっこあそびを楽しんだこどもたちです。
雪一つも、いろいろな形にしたり、寝っ転がってみたりと様々な遊び方があります。

雪であそべるのも残りわずかとなっていました。お外に出られる日は外にでて雪遊びを思いきり楽しみたいと思います。

雪がたくさん詰まっていてずっしりと重たいバケツ。そのバケツを土手の上まで運びたい！！しかし、とても重たくて一人では運べません。

「一緒に運ぼうよー！」とお友達に助けを求める姿がありました。

すると、あるお友達が「いいこと考えたー！」と話しバケツを横に倒してころころと転がして運んでいました

。持ち上げなくて良いので一人の力でも運べたようです！

それを見たまわりの子も真似っこ！「いいね！」「これで運べるね！」と口々に話していました。

お友達にお手伝いをお願いしたり、一人で少しずつ進んでみたりするのも1つの考えです。
子ども達それぞれがどうやってやったら土手の上まで重たいバケツを運べるのか考えて試しているようでした。

・お空に飛行機雲発見！

少し前に通った飛行機とさっき通った飛行機の雲が二重・三重になっていることや少し前に通った飛行機の雲の方が広がり形が変わっていることに気が付いた子ども達。

「どうしてだろう？」と疑問がいっぱいです。

○○だからとすぐに答えが出ることも多いですが、子どものめせん・立場になって考えてみると、わからないことや不思議なことであふれています。答えをすぐに伝えてしまうのではなく、なぜそうなるのかを一緒に考えてみる時間はとても大切だと気づかされました。

こども達は外へ出るとたくさんのことを発見します。

そして、ただ気づくだけでなく、自分たちで触れたり感じたり、自ら体験することで学んでいます。

子ども達の気づきや疑問、つぶやきはにはそんな風にも見えるなと驚かされることがたくさんあります。

それらに耳や心を傾けながら一緒に雪遊び遊びを楽しみたいと思います。その日によって雪はさらさらだったりふかふかだったり固まりやすかったり。

毎日違う雪に出会えるのも雪遊びの楽しさの一つかなと思います。そんな雪の違いも子ども達と一緒に感じられたらと思います。