2021年2月17日

テーマ：

植物・生物／空・天気／人・地域／つくる

年　齢：

２・３・４歳児

ねらい：

・あそびの中で「自分で作る」「やってみよう」という気持ちをもって挑戦する
・友だちと魔女になったり魔女のイメージを膨らませて遊ぶことを楽しむ

この日はシャベルをほうき変わりにまじょごっこが始まりました。

「ほうきの材料をさがしに行こう！」と近くの廃線敷へ・・・

それぞれお気に入りの棒をみつけました。

「あれ！掃くところにいいじゃん！」とすすきを見つけ　いっぱい取ってきました。

園に帰って・・・

ほうき作り。

棒にすすきを毛糸でしばりつけています。

みんな真剣です。

「できない」と言っていた子たちも、

「エプロンと同じ結び方だよ」「やってごらん」

「難しかったら手伝ってあげる」

と保育士が言うとみんなチャレンジ。“ほうきをつくる”ことへの意欲がいっぱいで

がんばって＜自分のほうき＞を作っていました。

年少さんはおじいちゃん先生に手伝ってもらいます。

ほら！自分だけの大切なほうきです

「見て～～！」

まじょのほうきで飛ぶ練習・・・

「先生～飛べてる？」

登園してからずっと　まじょになってあそんだ子どもたち。

１１時半になると

「先生そろそろごはんにしようよ」と呼びに来ました。

さすがにおなかすいたよね。

次の日

「おはよう」と登園してくると、すぐまじょのほうきを持って園庭へ。

ほうきに乗ってまじょたちは園庭を楽しそうに走りまわっています。

お部屋からまじょのマントもみつけてきました。

ここはまじょのお家

まじょたちが料理をしています。

まじょスープにまじょごはん、まじょケーキ・・・

この様子をみた２歳児は・・やっぱり・・

「あれ作って」

「同じの！」

「マントも！」

新聞でほうきを作ってもらい、マントを付けてちびまじょの登場

うれしそうです。

「まじょみて　まじょみて」

園長先生におまじないをかけてもらっています。

（４歳児）もっちゃん。「ほうきの向きがちがうよ」やってみせますが

２歳児は「・・・？」

今日は『まじょのしゅぎょう台』に乗って

飛ぶ練習。

撮った写真を見て

「山を飛んでるみたい！」と大喜び。

さぁ２歳児もきましたよ

「飛べた！！」

園庭で始まった　まじょごっこから、自然物をさがす・作る・試すといろいろな体験へとつながっていきました。

ほうき作りでは「やって」「できない」と言うことばもありましたが、保育士の声かけでやってみよとする姿、根気よく取り組む姿が見られ、結び方やとめ方には一人ひとりの真剣さや頑張りが見られ、みんなが「できた！」と達成感を味わいその後も大事なほうきを持って、まじょごっこが何日も続きました。この遊びにみんなが同じ楽しみを持ち続け友だちの中で楽しく走る姿からも、子どもたちのあそびやチャレンジする姿を見守り続けてきた担任も嬉しく思いました。

年中児の姿をみて真似をしたくなり、すかさずあそびをキャッチする２歳児の子どもたちのアンテナもすごいなと思います。異年齢との関わりやあそびも楽しい発見の毎日です。

魔法のほうきは、友だちとの仲もつなげてくれる魔法があるみたい！