土 植物・生物 食 つくる 「おには~そと!ふくは~うち!」収穫した大豆で豆まきをしたよ。

2021年2月17日

テーマ:
土/植物・生物/食/つくる
年 齢:
5歳児 きりんぐみ
ねらい:
・枝豆~大豆の育て方、収穫、扱い方の違いを知る。
・自分達で大豆を育て収穫する喜びを感じそれを使って遊ぶ楽しさを味わう。

活動内容

5月、枝豆を収穫しようと種をまき~

 

「みどり色じゃないんだね。種は白いよ」

 

「指で穴をあけて土のお布団かけてあげよう。」

 

「もっともっと おおきくなぁれ!!」そーっと水をかけてあげます。

 

一か月後、「ポットの中ではせまそうだ。」と畑に植え替えをしました。

 

生長を見守る中で図鑑や本を見て枝豆から大豆になる過程を知り、枝豆収穫時に「半分は残しておいて豆まきに使おうよ!」とみんなで決めました。

 

8月下旬枝豆を収穫し味わいました。

「こんなにいっぱいなってるよ。」ひとつずつ優しく収穫していきました。

 

「こんなにおおきいよ。ぷっくりしてる。」

 

「う~ん おいしい!自分で採ったスペシャルな味がする。」

 

「これだ、これ。豆まきの豆もできたよ!」9月のはじめに大豆も収穫できました。

 

「一粒も残さないように、大切に採ろう。」

 

大切に残しておいた大豆を使って、節分豆まき会で鬼退治をしました。

「僕たちの作った豆は強いぞー!」

「えい!痛いだろ~!」

 

 

子ども達のきづき

 

「あ、出たよ。ちっちゃい芽かわいいね。」 「おいしい枝豆になってね。」

 

「ここじゃ、きつそうだから畑に植えてあげよう。」毎日お世話や観察をする中で気づいた子ども達。

 

「ここなら広いよ!どんどん大きくなってね。」

 

「葉っぱが大きくなってきたね。」「豆の袋も少し膨らんできたよ。」

 

「こんなにいっぱい豆がついてるよ。」

「あ!これ“おにはそと”する時の豆?」「そのまま畑に植えておくと大豆になるってよ!」

本や図鑑を見て枝豆から大豆になることを知りました。

「ちょっと残しておこうよ。鬼が来たらまくやつにしようよ!」

 

そーっとさやを広げて指で大豆をを取り出しました。

「わっ、飛び出してきた。」

「えっ?!本当に、枝豆と豆まきの豆って一緒なんだ。」

 

「あれ?これ豆入ってないよ。」「鳥に食べられちゃったのかな?」

「白くなってる。雨のせいかな?」

中身がないものや腐ってしまっているものもありました。

 

 

いよいよ豆まきです。

「うわ、いいにおい!」「焼けて焦げてるよ。」

炒った豆の匂いや焦げた様子を見て「みんなのパワーが入っている豆は強いぞ!」

 

「ほんとに鬼が来た!よし、がんばるぞ!」

「おには~そと!ふくは~うち!」

自分たちで育てた大豆を使った豆まき、みんなの気持ちも強くなりました。

 

事例に対する保育者の思い

収穫することを喜ぶだけでなく育てたものを使って何かをする楽しさや満足感を味わえたらと思い活動をしてきました。初めは枝豆を収穫して食べようと相談し世話をしてきましたが枝豆が大豆になることを知って出てきた子どもの思いを尊重し豆まき会にも使うようにしてみました。大人が一言で教えてしまえばそれまでですが、子どもたちが疑問に思ったり不思議に思ったりと心が動くことで自分たちで調べたり試したりと楽しむことができたのだと思います。こども園での経験が育ちの土台となりこれからもいろいろなことに興味や関心を持ち深めながら成長していってほしいと願います。

 

あずみのしりつあるぷすにんていこどもえん 安曇野市立アルプス認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 山﨑 美和
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1975.4.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8204 安曇野市豊科高家3259
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-72-1432 
FAX : 0263-72-1432 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ https://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/
定員数 未満児 : 21人 3歳児 : 30人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ