2021年4月7日
あおきっこ広場の一画に保育園の田んぼがあります。
毎年、その田んぼで年長がお米作りに挑戦しています。うめ組さくら組のお友だちもいよいよ自分たちが挑戦できるんだと楽しみにする姿が見られました。
~田植え~
5月の後半に田植えをしました。当日は、朝から小雨が降り、肌寒い日となってしまいましたが、子供たちは大はりきりで田んぼへ向かいました。田んぼの中へ足を入れると思っていたより深く沈み、保育士や友だちにしがみついたり「キャーキャー」と言いながらも田んぼの泥の感触を楽しむ子どもたちでした。
園長先生から『稲が泥の中へしっかり立つように植えるんだよ』と植え方を教えていただき、早くやってみたいとワクワクの表情を見せ、子どもたちも稲を手に持ちいよいよ田植えスタート。初めは泥の中へしっかり植えるのが難しく、浮いてきてしまう苗もありましたが少しずつコツを掴み「もっとやりたい」と楽しむ姿も増えてきました。
気温が低く、田植えが終わると寒さに襲われ、温かいシャワーで体を洗って終了となりました。
~稲刈り~
田植えから5カ月、稲の成長を見守ってきた年長組。
いよいよ稲刈りの日がやってきました。
稲刈りも、もちろん手作業です。鎌を持つのが初めての子どもたちはそれだけでドキドキ。
稲の株を片手でつかみ、のこぎりでギコギコギー。
自分の力でザクっと刈れた時の嬉しそうな表情がなんとも印象的でした。
はぜかけするとお米がもっとおいしくなるんだよ!とお話すると「おいしくなあれ!」と手を合わせてお願いする子どもたちでした。
~脱穀~
稲刈りから20日間以上ハゼかけをし、脱穀を迎えました。脱穀は園長先生のところまで稲を運ぶお手伝いをしました。
一粒一粒のまだモミの付いた米粒を見て、「これがお米になるんだね。」と嬉しそうでした。
~実食~
脱穀を終え、いよいよお米を炊いていただきました。どうやって食べようかと話し合いの結果、カレーパーティーをすることになりました。朝から自分たちで作ったじゃがいもや人参玉ねぎなどの野菜を切ったり、米研ぎをしたりと大忙しの子どもたち。炊き立てのご飯でおにぎり作りもしました。
広いリズム室を会場にし、テーブルごと距離をとり、コロナ対策をしながらカレーパーティーを楽しみました。自分たちで作ったことで更においしさも倍増し大盛り3杯食べた子もいました。
田植えから稲刈りまでを経験し、米作りを身近に感じることができました。
米作り活動では、泥の入った田んぼでの田植えから、稲が成長していく姿、稲刈りの頃には田んぼの水がひけ、乾いた土の匂いを感じ、田んぼや稲の変化していく姿を学ぶことができました。
子どもたちにとっては、大変だ、苦労なこと、というより楽しい!気持ちで取り組めていました。
お米が出来るまでには長い時間が必要だということ、色々な工程があり簡単に作られるものでないことなど、自分たちで体験したことを少しでも肌で感じ、食べ物を残さず食べる、食べ物を大切にする気持ちが育ってくれることを願っています。
コロナ禍の中、米作り体験が出来たことに感謝です。
様々な経験を胸に元気な一年生になあれ!
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 成沢亮子 |
運営法人 | 青木村 |
運営法人代表者名 | 青木村長 |
園の設立日 | 1961.4.1 |
認定日 | 2023.10.31 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒389‐1601 青木村大字田沢3294 |
エリア | 東信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0268‐49‐2063 FAX : 0268‐49‐2063 MAIL : hoikujo@vill.aoki.nagano.jp |
定員数 | 未満児 : 41人 3歳児 : 34人 4歳児 : 40人 5歳児 : 40人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金 |
基本開所時間 | 7時~19時 |
延長保育の有無 | 有 |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |