南信エリア
TEL: 0260-34-2306 FAX: 0260-34-2306
2020年12月11日
今年の春、園庭に、遠山の伝統的な祭り「霜月祭」で使う「かまど」を
保護者の方が作ってくださいました。
作った後に、「火入れ式」をしてくださり、子どもたちも
神妙な面持ちで見つめていました。
霜月祭に使う「烏帽子」を身に着けて
正式な形の「火入れ式」でした。
さて、12月になり毎日寒くなってきました。
子どもたちから、「火をたくときに使う棒がほしい」
担任にお願いがありました。
そこで、竹を使って「マイ火吹き竹」を作りました。
「口をつけるところ」はやすりを使い、
自分でこすっています。
年長組の4人が作ってもらったのを見て、
年中の子どもたちも「いいなー。ほしいなー」と
担任に直談判して、同じように
作ってもらいました。
火をたくと、はじめは座り込んで空気を吹き込んでいたのですが!
なんと、二人の男の子たちは、最後には空気穴から直接吹き込めるよう
寝転んで噴き出したのです。
吹くと「炎」が上がり「やったー」と喜んでいました。
とても集中した姿でした。
年中の子が、「ねーねーどーやって吹くの?」
すると年長が「そこの土の所を吹いてみ。」
何回か吹いていたら・・・
「わー!土がほこりになってる」
「それでいいんだよ!」
先生!火が付く?大丈夫?
よーし、みんなで吹くぞ!
お!煙が出てきた、あと一息!
やったー、火が(炎)が出てきた。
燃えてきたよ、熱い、熱い!!
国の「無形文化財」に指定されている「遠山の霜月祭」
子どもたちの中には、身近なお祭りです。今年は
保護者の方が「園庭にかまどを作りたい」という
保育士の声を聴いて「霜月祭」と同じような「かまど」
を作ってくださいました。本当にうれしかったです。
はじめは「うちわ」を使っての「火おこし」でしたが、
竹を使っての遊びを続けていたので、「火吹き竹」を作ってみました。
作った後の子どもたちの自分なりの工夫や、
年長が年中に教える姿など、「火吹き竹」を介して
様々な工夫やかかわりが見られました。
そして、もう一つ作ったのは・・・
砂場に竹を立てて遊んでいた子の姿から、
竹の「マイク」も登場。子どもたちは
友達と、朝から歌っています。
歌を聴く子どもたちは、自分たちで作った木の椅子を持ってきて、
座って、聞いています。
自分の作ったものを自分で考えて様々な使い方を
楽しんでいる姿に、主体的な姿を感じました。
これからも、子どもたちの「つぶやき」に耳を傾けながら、
保育士も楽しんで環境作りをしていきたいです。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 後藤 亮児 |
運営法人 | 飯田市 |
運営法人代表者名 | 飯田市長 |
園の設立日 | 昭和43年10月1日 |
認定日 | 2017.10.27 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒399-1311 飯田市南信濃和田2596 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0260-34-2306 FAX : 0260-34-2306 MAIL : ns-wada@city.iida.nagano.jp |
ホームページ | http://www.iida-kosodate.net/ |
定員数 | 未満児 : 8人 3歳児 : 10人 4歳児 : 12人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月火水木金土 |
基本開所時間 | 7:30~18:00 土曜日は7:30~12:30 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |