2020年12月2日

テーマ：

植物・生物／人・地域

年　齢：

全園児

ねらい：

秋の自然を体全部を使って感じよう。楽しもう。思いっきり遊ぼう。

ある日、２歳児のA 子が「葉っぱのプールだ！」と、落ち葉のたまったプールを発見。

その言葉をきっかけに、散歩先から、近所のお宅から、公園から、たくさんの落ち葉を集め・・・本当に落ち葉でいっぱいになった葉っぱのプールが完成。

「わぁ～！」

「葉っぱの雨だぁ」

「泳いじゃえ～」「本当のプールみたい」「なんかいいにおい」

「先生に葉っぱをかけちゃえ」

「先生の足がなくなちゃった」

１歳児、０歳児のお友達も呼んで、そりに、葉っぱ集めに。

「楽しそう！！」と幼児組の子ども達も葉っぱプールの中へ。

葉っぱの掛け合いっこに、２チームに分かれての葉っぱ集め競争。

入れ替わり立ち代わり葉っぱのプールで楽しみました。

プールにたまった落ち葉に気づき、「葉っぱのプールだ！」と２歳児が発した言葉。きっと夏のプール遊びの経験が、そんな表現になったのでしょう。

実現した葉っぱのプールで子どもたちは、歩くたびにカサカサとする音を楽しみ、葉っぱの柔らかな感触を全身で感じ、葉っぱで覆われた自分の体が暖かいことに気づきました。また、落ち葉のにおいを「いいにおい。」と表現する子も。たくさんの落ち葉の中から赤い紅葉の葉を発見し、嬉しそうに「おてての葉っぱ」と保育士に見せてくれる子も。

葉っぱのプールで子どもたちは、全身で秋を感じ、たくさんの発見に出会えました。

２歳児の「葉っぱのプールだ」との発見に、何とか葉っぱプールで遊べないかと考えました。子どものプール遊びのイメージを、やってみたいという思いを、実現させたい！と考えました。

散歩先のグランドから落ち葉を拾って持ち帰り、近所のお宅や公園からいただき、大量の落ち葉が集まりました。

今まで見ていた落ち葉のプールとは断然違う、まさしく”葉っぱのプール”を見た時の子どもたち。目を輝かせ「わぁ～！」歓声をあげた時、それだけで心の中で「やったー！」叫びたくなりました。

でもそれ以上に、葉っぱのプールで色々な遊びが展開され、子どもたちは全身で様々なことを感じてくれたのです。時間を忘れて楽しめました。楽しむ姿は他の子にも魅力的で、年齢関係なく、保育園全体が楽しめた葉っぱのプールとなりました。

全身で感じて、思いきり秋を満喫しました。自然は本当に偉大です。