2020年11月15日

テーマ：

植物・生物／火／人・地域／食

年　齢：

１歳～５歳

ねらい：

・自分たちで作ったさつまいもを秋を感じながらおいしくいただく。
・できた焼き芋をお世話になっている方々に配り感謝の気持ちを伝える。
・地域の方に教えてもらいながら、籾殻で焼く方法を知る。

いつもそば作りでお世話になっているそば名人の岡井さんが、籾殻で焼き芋を作る方法を教えてくれます。まずさつまいもを洗います。

新聞紙でくるんで濡らしアルミホイルで巻きます。

みんなで協力してお芋を運びます。

道具が登場しました。みんな煙突に興味津々です。

岡井さんが火を付け上手に煙突をわらの上に載せました。すごいね。煙突から煙がモクモク。

煙突の周りに籾殻をまきます。焼けた籾殻は中から黒くなってきます。

籾殻の上にさつまいもを縦に置きます。

その上にまた籾殻をのせることを繰り返してから焼けるのを待ちます。

焼き上がるまで、様子を見に来てくれた自治振興センターのみなさんが遊んでくれました。

火をつけてから一時間半、「焼けたよ」岡井さんが教えてくれました。
どれどれ、どんな感じかな？

さっそく、いただきます。おいしさのあまり無言…です。

煙で目がしみる。背を向けると大丈夫だね。

食べ終わると、いつもお世話になっている方々に手分けして配りに行きました。年長さんは上町方面へ、小さいお友達はお隣の床屋さんと、いつもお散歩のときにお菓子をいただく近所のおばあちゃんにおすそ分けです。とても喜んでくださいました。

この日の午後のおやつはもちろん焼き芋です。裏山のウッドデッキで食べると雰囲気が違うかも。早速でかけました。

秋の木漏れ日のなか、森の中のデッキで食べる焼き芋もまた格別でした。

籾殻ってなんで火が出ないの？煙だけ出てる。火が出ないのに焼けるんだ。中はどうなっているのかな。お芋が真っ黒に焦げないかなあ。

岡井さんはお芋が焼けるのがわかるんだ。すごいな。

見て、中が真っ黄色！おいしそうな色だね。皮も食べられるよ。
焼きたての熱々の感触や柔らかくなったさつまいものしっとりした食感を味わいました。

・さつま芋そのものの味を知ってもらえた焼き芋でした。秋の自然の恵みを味わえたと思います。

・毎年、薪や杉の葉で火をたき、そこで焼き芋を作っていましたが、今年は別のやりかたでやってみました。上村は田んぼは少ないので籾殻は子どもたちにとって馴染みがあまりありません。お米も作っている岡井さんが持ってきてくださった道具にも関心を持ったようです。今度は保育園にある手作りのかまどで焼き芋をして、違いに気づけたらと思います。味にも違いがあるでしょうか。楽しみです。

・お世話になっている方々に感謝の気持ちをもち、伝えることも大切です。「ありがとう」と喜んでもらえたことがまた嬉しさにかわります。してもらって嬉しかったことを自分もしよう思う気持ちにつながっていくと嬉しいです。