土 植物・生物 食 つくる 飯綱町の美味しいお米

2020年11月24日

テーマ:
土/植物・生物/食/つくる
年 齢:
3歳以上児
ねらい:
・お米の成長過程(稲~お米になるまで)を知り普段食べている白米に興味をもつ。
・自分で作ったおにぎりを食べることで達成感を味わい、お米への関心を高める。

活動内容

10月は新米の時期です。

地元でできたおいしいお米を子ども達に味わってもらうよう、おやつでおにぎり作りをしました。

まず、3歳以上児さんへお米の話をしました。

写真や実物を見せながら、どういう風に稲穂が育って、ご飯で食べられるようになるのかお話ししました。

すると子ども達が、

「お米は緑から金色になるんだよね」

「すずめもお米を食べるんだよ」

「もう田んぼにはなかったよ」

と教えてくれました。

お散歩の時に田んぼの近くを通るので、よく見て知っているようです。

「うちもこの前稲刈りしたんだよ!」

「お米は精米機に入れるんだよ~」

「コンバインでやるんだよね」

おうちでお米を作っている子達はさすが!

お米ができるまでの作業をよく知っていました。

 

話の後は実際に稲穂に触ってもらい、一粒ずつ自分の手でお米を茶色いお洋服(籾)から出してもらいました。

「難しいよ~」

「できないから先生やって!」

「白いお米が出てきた」

「これ持って帰ってお母さんにご飯にしてもらうんだ!」

みんな一生懸命小さな籾と格闘していました。

自分で剥いたお米はお土産にした子もいたようです。

 

 

おにぎり作りの日、年中長さんに自分で食べるおにぎりを握ってもらいました。

ラップにご飯をのせて握ります。具は昆布です。

「見て!てるてる坊主のおにぎり」

「僕は四角いおにぎり作ったよ」

「ここちょっと昆布が出ちゃってる~」

「私はきれいに三角にできた♪」

それぞれが思い思いにいろいろな形のおにぎりを作りました。

海苔も先生につけ方を教わり、上手につけることができました。

いただきます!の挨拶の後、みんなペロリとおにぎりを食べてしまいました。

「おにぎり美味しい」

「なんかもちもちしてる~♪」

自分達で作ったおにぎりの味は格別だったようです。

 

 

子ども達のきづき

・お米の栽培は、白米になるなでには、他の野菜よりも手がかかることを知り、驚いた様子であった。

・籾から出したお米一粒を持って「これ炊飯器に入れたらいつものご飯になるんでしょ?」と見せてくれた子がいた。お米一粒からご飯一膳になると思っていた子もいたようだが、お米一粒はご飯一粒と同じだということが分かったようだ。

・おにぎりを握った後、「お米がピカピカしてる~」と一言。新米だったためか、子ども達にも輝いて見えたようだった。

 

事例に対する保育者の思い

普段何気なく食べている主食のお米も、あるのが当たり前ではなく、誰かが一生懸命作っていることを知り、感謝の気持ちを持ってほしい。保育園でもおうちでも茶碗のお米を一粒残さず食べられるようになるといいな、と思う。

また、自分で作った物を食べることでより美味しく感じ、それを周囲の友達と共感する体験ができた。誰かと一緒に食べる喜び、それを共感しあう大切さに気付いてくれたらいいな、と思う。

いいづなちょうりつさみずっこほいくえん 飯綱町立さみずっ子保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 矢野 泉
運営法人 飯綱町
運営法人代表者名 飯綱町長
園の設立日 平成28年11月28日
認定日 2017.10.27
区分 保育所
住所 〒389-1206 上水内郡飯綱町普光寺170-4
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-253-8800 
FAX : 026-253-5500 
MAIL : samizukko-hoiku@town.iizuna.nagano.jp
ホームページ http://www.town.iizuna.nagano.jp/14/115/4943/index.html
定員数 未満児 : 24人 3歳児 : 20人 4歳児 : 23人 5歳児 : 23人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:00~19:00
延長保育の有無 要問合せ
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保育者募集 要問合せ