台風１９号から１年・・・

2020年10月13日

台風１９号から１年。堤防決壊で泥に覆われた保育園と周辺の住宅、りんご畑から、重機の行き来や砂ぼこりの心配が無くなり、昨年と変わらない秋の実りを見ながら散歩に出られるようになりました。

園の隣の神社にも久しぶりにお参りに行かれました。

オオバコの草相撲！どっちが勝つかな？

散歩中に畑のリンゴを見て「このリンゴはフジだよ」「こっちの赤いのは秋映え」「シナノスイートは黄色いのだよ」

さすがりんご農家の子どもたち！保育士が勉強になります。

農家の方が作業していると「こんにちは～！」と元気に挨拶したり

「なにしてるの？」

「リンゴの周りの葉っぱを取ってお日様が当たるようにして、リンゴが赤くなるようにしてるんだよ。」と教えてもらいました。

みんなで、りんご博士になれそうです！

台風１９号で今までの生活や風景が一変した長沼保育園。仮設のプレハブ園舎でスタートした今年度、砂ぼこりや重機の行き来の心配が無くなり園庭の整備が整った秋から、やっと思う存分外で走ったり散歩に出られるようになりました。

まだまだ水害の傷跡はそこかしこに残っていますが、子どもたちも事実を受け止めながら長沼の地域の方との触れ合いを大切に散歩に出かけています。

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

長野市長沼保育園