植物・生物 水 人・地域 食 つくる ぶどう組の夏!

2020年9月5日

テーマ:
植物・生物/水/人・地域/食/つくる
年 齢:
5歳児
ねらい:
・友達と様々な遊びの中で考え思いを伝えあったり試行錯誤したりして成功体験を味わう。
・動植物の命や野菜の生長などを身近に感じる。

活動内容

8月はやっと夏本番になった信濃町。ジリジリと照りつける太陽の中、子どもたちは様々な遊びや活動をしてきました。

登園した子から「泥んこいってきまーす!」と泥んこの洋服に着替えて遊び始める子どもたち。

信濃町の水は冷たくて気持ちいいー!

ブルーシートのプールに砂場のおもちゃを持ってきて、パーティーの始まりです。

ときにはこんなになって入ってみたり!

 

信濃町の冷たい水を全身で感じて、涼んでいた子ども達です。

そして、柏原保育園での恒例になってきているウォータースライダー!!

 

滑り台に水を流していたのですが、、

「このウォータースライダー滑りがあんまり滑らないね、、」となり思いついたのが、噴水のように出るパイプを滑り台のところにかかるように置くことになりました。

 

コンテナを重ねて、パイプを置き、完成ー!

シャワーのように流れ出てくるところを滑るのは楽しいー♪

大行列ができるほど!

 

水が流れているかのチェックも年長さんの仕事!

 

 

お部屋の前にはアサガオがあり、子ども達は花を使って色水遊びをしました。

「色水を凍らせてみたらどうなるだろう?」と不思議に思ったので!

凍らせてみました!!

そーっと運ぶ子ども達。

どうなるんだろう⁇と”わくわく””どきどき”

次の日冷凍庫を開けてみると

思わず「わぁ〜」っと声が出てきていました。

作った時の色のまま氷になっていました。

次に疑問に思ったことは”水に溶かしてみたら水の色は変わるのかな?”と。

やってみました!

やってみたら、氷1つは色は変わらず、、氷2つで薄っすら色が変わるくらいでした。

 

お部屋で飼っていたカナヘビの卵から赤ちゃんが誕生しました。

卵から出たときから形はカナヘビのまま!小さい恐竜がいるみたいです。

子ども達も赤ちゃんが生まれてから毎日飼育ケースを覗き込み観察しています。

そんなある日のこと、、悲しい出来事が、、

大きいカナヘビが2匹死んでしまったのです。

気づいたのは子ども達。「このカナヘビちゃん動かないけどどうしたのかなぁ?」

「ご飯たべてなかったからかなぁ?」「水をあげすぎたからかなぁ?」といろいろな思い当たる節を出し合っていました。

次こそは死なせないように大切に育てていこうと誓っていました。

 

ぶどう組は畑できゅうり・スイカ・枝豆を育てて先日やっとスイカが収穫できました!

苗を植えるときに黄色いスイカの写真が書いてあり、「黄色いスイカだってよ」と言っていたのですが、いざ収穫すると「赤のスイカかもよ~」「赤のスイカがいい}とにお声が聞こえていました。

スイカの収穫できる合図は”スイカがつながっているつるのところにあるクルクルのヒゲが茶色になっているか””スイカを叩いてみてポン!ポン!と良い音がしたら収穫ok!”

早速子どもたちが試してみたのは

音で確認でした!「ぽんぽんっていい音したよ。このスイカ食べ頃かもよ」と言う声も。収穫し

食べてみました!

子どもたちが気になっていたのはスイカの色。

「せーの!」パカ!!

「きいろだーー!!!」

味は?

「味が薄い、、」と言う子もいれば「あま~い!」と言う子も。

みんな黄色いスイカに大満足でした。

 

子ども達のきづき

ウォータースライダーを作っていると水が足りず滑りがよくないと噴水のパイプを設置。友達と一緒に考えたことなので滑りのチェックをするのも自分たちでと滑り台の横で見ていました。滑りが悪いと

「水を増やして」と友達に声をかけます。

「いいね!どんどん滑っていってくださーい!」とプールの監視委員さんのようでした。友達が喜んでくれる姿を見て達成感を感じていました。

 

カナヘビのお家作り。まずはカナヘビをお引越しです。「カナヘビちゃん、お掃除するからお引越しするよー」と声をかけていました。

カナヘビを移動する時はやさしく、すばやく!これは経験から身につけたやり方です。ゆっくりしていると逃げられてしまうから、、

移動が終わると水道で飼育ケースを洗います。「私のお母さんはいつもお家のお掃除してくれてるよ」「石もきれいにしないと!」とスポンジや歯ブラシを持ってきて磨いていました。

掃除が終わると「石を入れてあげて隠れ家にしないと」とカナヘビのことを思いながら用意していました。

「これでカナヘビちゃんたちは過ごしやすくなったよね♪」

 

 

夏といえば”花火!”ですよね~♪こんな姿ありました。

ジャングルジムで遊んでいたお友達。でも何か投げている?近づいて見てみると石でした・・。そして「明日も遊びたいからとっておこう」と。

おもしろそうな遊びを考えたのですが、でも石か~、、

友達と使うものについて考えて見ました。

「石は危ないよね。小さいお友達もいてぶつかったら怪我するもん」「砂はいいんじゃない!?」「砂も目に入ったら痛いよね、、」

「葉っぱはどうかな?」「ぶつかっても痛くないし目にも入らなくて危なくないよ!葉っぱを使ってやってみよう♪」と話になりやってみました。

試したところひらひら落ちる様子が本物の花火のように見えてクラスの友達にも「きれいー!」「た~まや~!」と呼びかけてもらい大成功!

 

そして、この成功を他のクラスの友達にも見てもらいたいということで花火の発表会が始まりました。

「花火始まるよ~!」

年少さんや年中さんを呼んで

「た〜まや〜」

一人ひとり集めてきた葉っぱの花火を打ち上げます。打ち上げる人の後ろでは「ばーん!」と音係もいて、見ていたお客さんからは拍手が上がりました!

事例に対する保育者の思い

さまざまな活動の中で友達とイメージを言葉で伝え合い共有し、共通の目的を持って取り組む姿が増えてきています。時に、友達との思いや考えが違う時があり受け入れられない時もありますが、お互いの気持ちを納得するまで話し合うことで、その活動は子ども達の中で宝物になり今後の生活にもきっと役に立つことがあると思います。

なぜ?どうして?の思いや疑問を解決しようとすると、子ども達は積極的に活動に取り組み学ぶことがたくさんあります。

今回のアサガオを使った色水遊びも、学校に行けば学習につながる活動となっています。これからも子ども達のなぜ?どうして?に寄り添い、自主的な学びを深めていけたらと思います。

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ