ぼくらのふるさと～ひるかわ編～

2020年7月22日

東条保育園の隣を流れる蛭川

昨年の台風では下流で越水し、たくさんの世帯に甚大な被害がありました。

自然はいつ災害が起きるか恐ろしいところもありますが、通常は東条の穏やかな風景を醸し出しています。

子供たちは、この蛭川が大好きです。

春には、石をどかし、何か生き物が隠れているか、興味津々です。

「しずかに！いたいた！！」「見つけたよ！」

これは、田んぼの用水路で見つけたアメリカザリガニとドジョウ

子供たちは、「保育園でかいたい」と言い出しました。

そこで出来たのが、ビオトープ

アメリカザリガニがたくさん釣れたので、小さいお友達も楽しめるように、ザリガニ釣りを楽しみました。

みんな食いつくように、ザリガニと格闘です。

はじめは足だけだったのが、そのうちわにさん歩きや潜る子も出てきました。

雨の日さんぽ、楽しいね

未満児のお友達は、フィンガーペインティングを楽しみました。

ぬるぬる感、楽しそうだね。

雨の日、雨のにおい、川水の冷たさ、水のにおい、鳥のさえずり、生き物の感触、石のごつごつ感、石のぬるぬる感、風のさわやかさ・・・

身近な自然は、たくさんのことを学ばせてくれます。

子供たちが関わると、必ず返してくれます。失敗でも許してくれ、褒めてくれ、自然はとてつもなく、大きいです。

友達に応援してもらいながら挑戦してできた時、失敗した時、子供たちは成長してます。この東条の自然からたくさんのことを学んでいます。

いつか大きくなった時、「この川で泳いだなあ、楽しかったなあ」「ザリガニ釣り、楽しかったな」とほんの少しでも、思い出してくれたら嬉しいな。

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

信州やまほいく