2020年8月12日

テーマ：

水／空・天気

年　齢：

３歳児

ねらい：

雨上がりの園周辺の散歩に出かける

「あ、あめすこしになったよ！」雨上がりに気づいた子どもたち。『みずたまりにやってきた』という絵本を読んでから、今まで以上に“みずたまり”に興味を持ち、大好きになっていました。そこで、今回は“水たまり探し”のお散歩に出かけてみました。

長ぐつをはいて出発！「みずたまり、あるかなぁ」とあちこち見ながら歩いていきます。　　　　　　　　　　　　　　　「こっちにあるかな？」「あっちがいい！」など、保育教諭との会話も楽しみながら進んでいくと・・

「あったー」「ここだよ～」「きてきて！」と水たまりの発見を次々に教えてくれる子どもたち。保育者や友だちを呼び、「ほらっ」と得意気な様子です。

〇小さい水たまり？

しゃがみこんで下を見ながら「せんせ～小さい水たまりあったよ！」と大きな声で呼ぶAちゃん。「なぁに？どんな水たまりなの？」と聞きながらそばに行って見てみました。Aちゃんが「ここだよ！」と指さした場所にあったのは…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　“マンホールのふた”　一つ一つの窪みを指でツンツンし、「いっぱいあるね」と嬉しそうでした。

〇木が気になる

木のそばを歩いていると、上から水がポタッ。どこから降ってきたんだろう？と気になった様子です。「どこかな？ここかな？」と保育者が少し木を揺らすと、ポタポタポタ！！「雨が降ってきた！」と大喜び♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　すぐに、「ぼくもやる」と何人かが木を揺らそうと頑張りましたが「あれ？」「もう一回！」先生がそっと手伝って、ポタポタ～と水が落ち、「すごーい♪」と大笑いの子どもたちでした。

〇いろいろな水たまり

あちこち歩いていると、かたちも大きさも様々な水たまりの発見がありました。「はいってみよう」と言って、ばしゃん！とジャンプしたり、そっと入ったり、手を入れてみたりと、同じ水たまりでも、いろいろな姿があります。

水たまりで何度もジャンプ！　　　　　　　　　　小石を投げ入れたり、上から落としたりしてみたら波紋に「おや？すごい！！」となり、これも何度もやってみていました。

細長い水たまりも「渡ってみる！」とそろりそろり進んでいくのも面白そうでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　園に帰る頃には長ぐつの中まで濡れるくらい、水たまりでの遊びを楽しんでいたほし組さん。「おもしろかった！」「またいきたいね」「あめふるかなぁ」と、次の雨降りも楽しみになった様子です。

普段から、水たまりを見つけると手や足を入れて遊ぶのが好きな子どもたち。たくさん雨の降った後はそんな魅力的な天然の遊び場がいっぱいできています。

雨上がり後の匂いや湿った空気をいっぱい感じたり、雨上がりに顔を出す虫を見つけたりして、これからも自然の中で遊んで欲しいです。