植物・生物 人・地域 食 今年もお茶の葉を摘んだよ。

2020年5月24日

テーマ:
植物・生物/人・地域/食
年 齢:
3歳~5歳
ねらい:
・園舎の裏山にあるお茶の木で、お茶摘みを楽しむ。
・地域の方に特産物であるお茶ができるまでを教えてもらい、体験してみる。
・お茶の葉の変化や香り、色の変化に気づき味わってみる。

活動内容

今年も上町に住む熊谷先生にお茶の葉摘みを教えていただきました。更に今年度は蒸したりもんだりする行程も教えていただきました。

葉っぱの先、新芽の柔らかい部分だけを摘みます。頭の芯のところと葉っぱは上から三枚までです。


こう言って覚えます。

裏山へ出発!一番奥にあるのがお茶の木です。

摘み方を教えてもらいました。

さあ、みんなで摘んでみよう。未満さんもやる気満々。


「いい葉っぱだなあ」

「どれがいいかな」「もっとたくさん摘もっと」

園に帰ってゴミや硬い葉を取り除きます。

あとは、蒸す、揉む、形を整える、乾かす、の繰り返しをします。

ホットプレートの低温で蒸します。

広げて両手で揉みます。コマを回すように一方向へくるっと揉みます。難しいね。頑張って!

再びホットプレートに入れて蒸します。
待っている間、「茶摘み」をみんなで歌って楽しみました。

4回繰り返すうちに、水分が抜けて色も変わってきました。

いよいよお茶を入れてみます。60℃のお湯で入れます。楽しみだな。

できたねえ。みんなで新茶にかんぱ~い!

子ども達のきづき

「お茶の匂いがしてきたよ」 蒸している間にいい香りがしてきました。

「揉むと丸まってくる」「形がいもむしみたいだ」

触ってみたらどんなかな? 「カサカサするね」

「ちっちゃくなった」 「色が変わったなあ」

「わあ、なんかさ、水族館みたい」だんだんふくらんできた。
「わかめみたいだ!」

「混ぜたら色が変わったね」 「お茶の色だ」

「いつものお茶と一緒だよ」

事例に対する保育者の思い

保育園の裏山に少しですがお茶の木があることを昨年発見し、今年はここでお茶を摘もうと決めていました。そして嬉しいことに、昨年初めてお茶摘みをした年長さん、年中さんは「一芯三葉」を覚えていたのです。
教えてくださった熊谷先生は、長野県ではこの上村より北はお茶が採れないこと、みんなのおじいちゃんやもっともっと前の人たちが育てて守ってきたこと、みんなはそんなすごいところに住んでいるんだよ、と子どもたちに話してくださいました。自分たちが住んでいる場所を誇りに思えることは素晴らしいことです。上村の良さをもっとたくさん知らせていきたいと感じました。
すぐそばにあるお茶の木です。せっかくなので、今度はしっかり手入れをして来年もっともっと収穫できるようにしたいと思います。

にんていこどもえんいいだしかみむらほいくえん 認定こども園飯田市上村保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 豊島 美紀
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和53年3月15日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-1403 飯田市上村856-18
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0260-36-2143 
FAX : 0260-36-2143 
MAIL : ns-kamimura@city.iida.nagano.jp
ホームページ http://www.iida-kosodate.net/
定員数 未満児 : 8人 3歳児 : 4人 4歳児 : 4人 5歳児 : 4人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:00
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ