2019年12月5日

テーマ：

食

年　齢：

0〜5歳児

ねらい：

・臼と杵を使っての餅つきを通し、日本の伝統文化に触れる。
・友達と一緒に餅つきをしたり、できた餅を食べたりすることを楽しむ。
・もち米から餅が出来上がるまでの過程を知り、食への興味・関心を持つ。

信濃町にもちらちらと雪が舞い始め、いよいよ２０１９年も最後の1ヶ月・・・。

12月といえば、子どもたちの心の中にはもちろんクリスマス！（サンタさん、来るかなぁ〜?）

しかし、保育園にはもう一つのお楽しみが！！

そうです！今日は待ちに待った餅つき会！

お家の方に用意してもらったエプロン・マスク・三角巾を身につけ準備万端！

「お兄ちゃん・お姉ちゃん、お餅ぺったんぺったんするんだって！」

未満児クラスの子どもたちも張り切って応援に駆けつけました。

給食室で用意してもらった蒸かしたもち米。

「まだお米だ！」「ごはんみたい！」

お餅にどうやって変身するのかな？

・・・その前にほかほかのもち米をちょっと味見！

さて、味見も済んだところでいよいよ餅つき開始！

まずは保育士がもち米をつぶしていきます。

ある程度つぶれたら、杵を振りかぶって・・・「よいしょ！」

保育士の掛け声に応えるように、子どもたちも一緒に「よいしょ！」と大きな声で応援。

思わず体も動いちゃう！

そしてお待ちかね、今度は子どもたちの番！

年少・年中と餅つきを経験してきた年長さんはやっぱり慣れた手つきです。

ちょっと大きめの杵で「よいしょ！」

年中・年少さんはかっこいい年長さんの姿を真似て。

小さめの杵で力を込めて「よいしょ！」

みんなの力が合わさって美味しそうなお餅が完成しました！

年少・年中・年長さんは、つきたてのお餅を給食の先生にちぎってもらい自分で味付け。

ごま・きなこの上でコロコロ。

「どれにしょうかな？」

準備ができたらみんなで「いただきま〜す！」

「おいしい〜！」「やわらかいね！」「◯◯の味が好き！」

自分たちでついたお餅の味は格別だったようです。

未満児さんは給食の先生に作ってもらったおはぎを「いただきま〜す！」

美味しそうなおはぎの誘惑に2種類を一緒にパクリ！

「おもちだ〜！」目の前で見たお餅はとても美味しそうだったのでしょうね。

何よりも先に1番にお口へ。

普段食べ慣れていないお友達もちょっとペロッとしてみたら・・・「おいしい！」

そのままパクッ！

この表情で美味しさ・・・伝わるでしょうか？（笑）

いい笑顔です！

味見にもらったもち米。

食べる前にそっと匂いを嗅ぐ年長さん。

「なんか、焼き芋の匂いに似てる気がする！」

ほかほかと蒸された匂いが似ていたのかな？

食べてみるとまた発見！

「ごはんと全然違う！」

見た目はそっくりなのに・・・不思議！

未満児さんも興味津々。

「あれ？ごはんじゃん！」

どうやってお餅になるのかと不思議そうな表情。

「ねぇ、もうお餅になった？」「見た〜い！」

できたてのお餅をすぐそばで見せてもらいました。

「すごい！」「おもちになってる！！」

お餅がつき終わった後、保育士が使っていた杵をちょっぴり拝借。

「僕、持てるよ！」

（思ってたより・・・ちょっと重いかも・・・！）

来年度は今日餅つきを応援していた2歳児さんも参加！

楽しみだね！

臼と杵を使っての餅つき・・・、ここ最近ではなかなか経験できないものかもしれませんね。

保育園では子どもたちに季節ならではの行事や伝統に触れたり、普段食べている食事への興味をより深めたりしてほしいと、毎年こうして餅つき会を行っています。

餅つき会を通して子どもたちは、餅ができるまでの過程に驚いたり、自分たちで作った餅を味わったり、そこで生まれた思いを友達と共有したり・・・と、たくさんの気づきや発見、喜びがありました。

1年間、様々な行事がありますが、その一つひとつのありかたを改めて考えながら、これからも子どもたちと一緒に楽しみ、学び、色々な思いを共有していきたいと思います。