2019年12月6日

テーマ：

空・天気

年　齢：

１、２歳児

ねらい：

・雪、氷など冬の自然に興味を示す。
・寒さや空気の冷たさから、季節を感じる。

１２月、今年のカレンンダーも残すところ１枚となりました。

朝、保育園の園庭を見てみるとうっすら白くなっていました。

お部屋で遊んでいても、外の様子が気になるお友だち。

「ない　ない」

朝見たときは白かった園庭ですが、どうやら溶けてなくなってしまったようです。

反対側の窓からも外を見てみますが

「ゆき　ない」

さっきまであったのになぁ。

どこかに行っちゃったのかなぁ。

しばらくするとまたちらちらと雪が降ってきました。

「お外見に行ってみようか」

みんなはりきって仕度をすまして出発！

（写真には写っていないのですが雪が降っていました）

窓からは興味津々で見ていたのですが、不思議なことにいざ外に出てみるとちらちら降っている雪に気づかない様子のお友だち。

ふと靴についた雪に気づいた女の子。

「見て」

赤い靴についたわずかな雪に興味津々！

「ゆき　あった」

「どれ？」

「ここ」

服の裾に雪がついたのを見つたようです。

「つめたい」

手に雪が降ってきてた女の子。

雪の冷たさを感じているようです。

もっと冬の景色がないかな、と園舎裏のわくわく広場に冬探しへ出発！

すると、忘れ物のカップを発見。

中をのぞいてみるとうっすら氷がはっていました。

そっと触ってみたり

ツンツン　と触れてみたり。

カップから氷を取り出してみましたよ。

氷って持てるんだね！

でも、持ち上げたと同時に割れて手から落ちてしまいました。

「つめたかった」

氷に触れて嬉しそうなこの表情です。

お部屋に帰ってきてから、カップに水を入れて外に置いてみることに。

この水はどうなるかな！？

２歳児のお友だちの様子もご紹介します。

「ゆき　なくなっちゃった。」

手のひらで溶ける雪に気づいたお友だち。

てのひらを空に向けて、手のひらをじっと見て雪の観察をしているようです。

「つめたい」

手をぎゅっと握りしめています。

保育士の上着についた雪を見て「とってあげるね」とはらってくれるお友だちもいましたよ。

雪や氷に興味を示しているお友だち。

雪の冷たさ、手のひらで無くなってしまう不思議さ。氷が割れっちゃった！、、、興味を示して、見たり、自分の手で触ることで発見することもたくさんあります。冬の自然現象はこどもたちにとって魅力がたくさん詰まっていることでしょう。

一つひとつの表情や言葉などの子どもたちの発信を見逃さず、言葉をそえたり共感したりしながら、一緒に冬を楽しんでいこうと思います。

お部屋の前の水はいつ氷になるかな。