2019年11月29日

テーマ：

植物・生物／つくる

年　齢：

3～５歳児

ねらい：

・友達と共通のイメージを持ち、考えたり工夫したりして作ることを楽しむ。
・自分たちで飾りを作ったり、自然物を拾ってきて飾ることでクリスマスへ期待を持ち季節の雰囲気を楽しむ。

保育園の廊下に子どもたちが作った大きな木があります！

夏に、子どもたちが折り紙などで作った虫を飾る所がないということになり、子どもたちが園庭のお木を模して作り、折り紙で作った虫を飾りました。秋にはどんぐりで作ったトトロなどを木の影にかくしかくれんぼしている飾りを見つけて楽しみました。

もうすぐ冬になるある日、次はその木をクリスマスツリーにしようという話になり、木に飾れそうな葉や木の実を探しに保育園の周りに散歩に出かけました。

「これミントだよ！家にもある！」　「いいにおい〜！これ飾ればいいにおいになるかも！」

みんなでミントの葉や綺麗な形や色の落ち葉をあつめました。

「エビ獲りにつかう木だ！これも飾ろう！」（杉っ葉）

みんなそれぞれツリーに飾ることをイメージして集めていました。

「紫の実みつけた！これ飾れば綺麗かも！」

裸だった木に拾ってきた葉っぱや枝を付けて、少しずつツリー？になってきました。

折り紙で作った飾りに自分たちで紐を付けて飾っていきました！

年少さんの作品に年長さんが紐を付けてくれる場面のありました。

てっぺんの星も年長さんが協力して自分たちでダンボールに描き、絵の具で色を塗って作っていました！

裏にガムテープを丸めて貼っています。

しかし、脚立に乗っても流石に届かず、「先生貼ってください」　「どこに貼ったらいいか、下から教えて」

星も付き、いよいよツリーが出来てきました！

最後はクマさんのイルミネーションを飾って、ついに完成！！

その後も折り紙の飾りを作って自分で飾っている子ども達です。

保育園には毎年飾っているツリーがあることを思い出した子どもたち。

今年は自分たちでツリーを組み立てて飾ることになりました。

高いところは椅子や脚立を使って組み立てます！

自然に下で押さえてくれる子もいて、感心しました。

枝が刺さらない壊れた部分に気づいた年長さん。協力してガムテープで修理しています。

飾り付けもみんなでやりました！　高いところは年長さんが頑張って付けてくれました。

最後はイルミネーションを巻いていくと、子どもたちから「ちゃんと光るか点けてみよう」とカーテンを閉めてくれる子もいました。

イルミネーションが点くと「わぁ〜〜〜！きれい！」と歓声が上がりました！

今年は子どもたちが自分たちで作り上げたクリスマスツリーなので、いつもよりも更にクリスマスを楽しみにでき、また、満足感のある活動になったと思います。活動の中で、試行錯誤したり、仲間と協力したり、異年齢の関わりがあったりと、様々な場面で子どもたちが主体的に取り組む姿が見られ成長を感じました。これからも、子ども達の思いや考えを大切にし、一人ひとりが表現したり、作ったりすることの楽しさを味わえるように、子どもたちが主体的に取り組むにはどうしたらいいか考えていきたいです。