人・地域 食 今日の給食から〜一茶俳句献立3日目〜

2019年11月19日

テーマ:
人・地域/食
年 齢:
全クラス
ねらい:
給食を通して地域の文化を身近に感じる。

活動内容

今月は一茶俳句献立月間です。

信濃町出身の小林一茶の命日に合わせて一茶忌俳句大会が今月開催されることにちなみ、

小林一茶の俳句に関する給食を提供しています。

俳句は保育園にも置いていて子ども達にも馴染みのある一茶かるたの中から選んでいます。

これまでには、

「やせがえる まけるないっさ これにあり」の句にちなんだ「まけるな!かえるパン」

「へしおりし すすきのはしも まつりかな」の句にちなみ、秋祭りの昔からのごちそうとして「天ぷら」「おでん」

を提供してきました。

かえるパンは野尻保育園のページ、天ぷらとおでんは古間保育園のページで紹介させていただいていますので、よろしかったらご覧ください。

一茶俳句献立を提供するようになってこれで3年目になりますが、今日の献立は初!新メニューになります。

新メニューの俳句は、

このかわいらしい猫の句です。

このかわいらしい猫の句にちなんだ、かわいらしい給食をと思い作らせていただいたのが今日のこのメニュー

「ねこの子がちょいとおさえたハンバーグ」です。

給食の先生方がとっても頑張ってくださいました。

いつも給食で提供している豆腐ハンバーグに、ウィンナーと魚肉ソーセージを乗せて焼き、猫の肉球が押されたようにアレンジしてみました。

みんな大好きなハンバーグ!未満児さんも写真を撮りにいった時にはもう食べ終えている子もいました。

「おいしーい!」 幼児組さんは今日は3・4・5歳児みんなで一緒に給食を食べていました。

こちらも真っ先にハンバーグを食べてくれた子が多く、ほとんどの子がハンバーグのお皿だけ空っぽ!

何の形のハンバーグか分かった?と聞くと、

「猫の手の形でしょ?」

分かってくれていて安心しました。

「このソーセージとウィンナーがこの猫の手でしょ?」

と、ハンバーグから外したソーセージとウィンナーだけを残していて、

どうして残したの?と聞くと、

「おいしいから残したんだ!」

といつもと違うハンバーグを楽しんでくれているようでした。

「おかわりあと10個です!」

おかわりしたい子も多いかなと先生がハンバーグを小さく切っておかわりをたくさん作ってくれていて、みんなよく食べてくれました。

 

 

猫のかるたとハンバーグの話をしていると、一人の子が

「猫の形のかみきりしやったよ!」

かみきりしとは?なんだろう?と思いながら聞いていると、

「こうやって、こうやってはさみで切るんだよ!」

「みかんさんのお部屋にあるよ」

と教えてもらったので、見に行ってみました。

これのことですね!

この中にねこがあるそうです。

見つけられましたでしょうか?まるで間違い探しのようで、園長先生と一緒に探してもらってやっと分かりました。

給食を食べ終えた後に、一人の子が「かみきりしやるからおいで」と手を引っ張って連れて行ってくれて作り方を教えてくれました。

説明が難しいのですが、半身のシルエットが描かれた紙を半分に折り、絵の線に沿って切って開くと左右対称の形が出来上がるということのようです。

自分たちで、どうやって絵を描いたら半分に折って切ったときにうまく形になるか、絵も考えているそうです。

子ども達のきづき

今月に入ってから、一茶かるたと給食の話を栄養士の園訪問の際に子ども達にさせていただいています。

「このかえるパン、一番好きー!」

「へ のやつ、同じのこれだ!これ、なんて書いてあるの?」

「かえるの目がちくわだったね」

前回まではかえるの目がチーズとウィンナーだったことを覚えてくれていて、

チーズとちくわ、どっちがいい?と聞くと、

「ちくわ!」

と今回のバージョンも楽しんでくれたようで安心しました。

訳あって今回はちくわにさせていただいたのですが、これまでかえるパンは何度か形を変えています。

詳しくは野尻保育園のページをご覧ください。

 

事例に対する保育者の思い

今回は初めてのメニューで、少し造作を加えているので、大量に作る時にうまくいくかな、子ども達の反応はどうかな、と少しドキドキでしたが、子ども達が真っ先にハンバーグを食べ終えている姿を見て安心しました。

小林一茶という人物や俳句についてはまだまだ子ども達には難しい部分もありますが、給食を通して何となく身近に感じてもらえたり、楽しんでもらえたら嬉しいなと思っています。

次回の一茶俳句献立は富士里保育園で子ども達が作ったさつま芋も加えられます。

次回のメニューの様子は柏原保育園のページでお伝えします。

よろしかったらご覧ください。

しなのちょうりつふじさとほいくえん 信濃町立富士里保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 根津 ちひろ
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1974.4.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1314 上水内郡信濃町穂波446
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3416 
FAX : 026-255-3416 
MAIL : fujisato-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 12人 3歳児 : 13人 4歳児 : 13人 5歳児 : 13人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ