2019年11月26日

テーマ：

土／植物・生物／人・地域

年　齢：

1歳児

ねらい：

「散歩にでかけ、いつも通る散歩道の身近な秋の自然に触れてたのしむ」

午前のおやつを食べ終えると、サッサッと自分で帽子を被って大好きなお外に出るひよこぐみさん。

外は透き通るような青空が広がる秋の日。さあ、みんなでお散歩に出掛けよう！

少し行くと、ポポーの木を発見。

枝から実が落ちていたので、拾って見せてあげると香りが漂い…

「くんくん…」「？」どんなにおいかな？？

田んぼでは、地域の方が脱穀の真っ最中！大きな音と、裁断機から噴出されるワラに目がクギ付けです。

「うわぁー」歓声を上げる子どもたち。　　　保育士：「ワラのじゅうたんになってるねー」

今日はカートからおりて、歩いてみる事にしました。

真っ赤に色付き、ひときわ目立つほうき草に吸い寄せられて行く子供たち。

「ふわふわぁ～」　ちっちゃなお手てで何回もさわっています。気持ちいいものね！

「まっかっか…」ひーちゃん、何度も触って楽しんでいます。

保育士：「ふわふわ、気持ちいね」

「もしゃもしゃ…」とひよちゃん。好奇心いっぱいです。

・・・・？・・・・

何か、別の匂いを感じたようです。何かな？

吸い込まれるように匂いを確かめるゆーちゃん。

保育士：「シソっていう葉っぱだよ」

「シ・ソ？」と不思議そうなゆーちゃん。いい匂いするかな？？

「せんせ～これ？」ひーちゃんも見つけました！

まだまだ歩きます・・・・

あら！？

手の届く所に大きな柿の実がなっていました。

いつもは高ーい木を見上げていたけれど…　チャンス!!

今日はさわっちゃおう！　　つんつん・・・。

「！」「みかん」「みかん！」「つるつるー」

そうだね…。同じオレンジ色だものね。きっとうまれて初めて木に実っている柿を見たのでしょうね。

りーちゃんにゆーちゃんまで！みんなで触ってみます。ちょっと、ひんやりしているね。

木に実っている柿は、硬くて子どもたちは不思議そう。

「あっ！！」

落ちていた柿の葉っぱにびっくり！

「おっきー！（大きい）」と、さーちゃん。

ほ～ら、お顔をかくして「いないいないばぁー」は、ひーちゃんお気に入り！

おめめの穴からのぞいたら何が見えるかな？

「せんせいのかお～！みえた～」と、ひよちゃんも！

こっちは何があるのかな？と進んだ道は、田んぼのあぜ道。

一人が行けばみんなも続きます。

細くてでこぼこのあぜ道に何度もころんで、小さなからだをいっぱい動かして、悪戦苦闘。

なのに、なんだかみんなとっても嬉しそう。

あ、テントウムシを見つけたよ！みんなで覗き込んでいます。

田んぼの中に、小っちゃなカタツムリ。

おっ！今度は、大きな水たまり。通り過ぎるなんてできっこない！

うわっ！葉っぱがいっぱいだねぇ。

あ～、水たまりの中に、お顔が見える～！「うふふふ・・・」

「これ、なんだろう？？」とゆずちゃん。なにがあったかな？

｟ピチャピチャしたいな…｠｟何かいるかな？？｠｟入っちゃう？？｠

なんて、そんな声が聞こえてきそうです。

｟ここにも、ピチャピチャ（水たまり）がある～～｠

あるこう　あるこう！

でこぼこみちのたんけん！

たくさん歩いたね。たくさん秋を見つけたね！

今日のお散歩は、子どもたちの心の赴くまま歩いてみました。

アスファルトの道だけでなく、草だらけで、でこぼこの道を行っては止まり、戻っては進みのくり返し。

子どもたちの歩みだからこそ楽しみと発見と出会いがあり、たくさんの表情を見せてくれました。子どもたちと一緒に歩くのって、やっぱりワクワク。楽しいですね。

秋の自然といっしょに笑顔もいっぱいみ～つけた！