2019年10月21日

テーマ：

土／植物・生物

年　齢：

4歳児

ねらい：

●豊かな秋の自然に触れ、身近な自然物に親しみを持つ。
●季節の変化を感じながら、友だちや保育士との散歩を楽しむ。

青木村には「湯坂山」という子どもたちでも気軽に登れる場所があります。

湯坂山には、秋になるとどんぐりやまつぼっくりなど、さまざまな種類の木の実が落ちていて、子どもたちは大興奮！

今回は、木の枝を集めて飾り（オーナメント）を作ろうと、おもに木の枝を中心に拾いました。

台風が過ぎ去り、

「たくさんのあめとかぜで、きっとたくさん落ちてるよ！」と期待いっぱいの子どもたち。

あんまり大きすぎたり小さすぎたりすると飾りにはできないし、ちょうどいい太さや細さがいいね、と一生懸命探します。

こんなのどう？

いいね～

あったよ！

ぼくもみつけた！

しばらくすると…

よしもっと上に行ってみよう！！と、どんどんどんどん坂道を登っていくみんな。

年少組からたくさん湯坂山に登っていた子どもたちは、大人でも傾斜のきついでこぼこ道でもしっかりと土を踏んでいく姿は、とてもたくましいです。

ここには木の枝じゃなくてどんぐりもあったよ～

最後には、一人ひとりたくさんの木の枝やどんぐりを集めることができました。

自分で拾った木の枝。

子どもたちと同じように、１本１本長さも太さも形も違います。

作った飾りは世界でひとつしかないものになりますね。

今から飾り（オーナメント）づくりが楽しみです＾＾♪

子どもたちの目線の先には、

たくさんの不思議がいっぱい。

緑の葉っぱが茶色になっていたり、

おんなじどんぐりなのに小さかったり大きかったり形が違っていたり、、。

たくさん集める子、しっかり選んで自分の気に入ったものだけを集める子など、

こんなのあった！と発見した喜びをみんなで共有する姿がありました。

青木村保育園には、子どもたちが楽しんで遊べるあおきっこ広場や湯坂山、神社や公園など、歩いていける場所がたくさんあります。

さらに、それらの場所は豊かな自然環境に恵まれ、地域の方のあたたかさに触れることもあります。

年中組では春から各所に散歩に出かけ、季節の移り変わりを感じてきました。

季節によって変わる草花や、虫たち。

「つぼみから花が咲いたね」「色が変わっているよ」「この虫の名前はなんだろう？」。子どもたちに満ち溢れるたくさんの不思議。

その発見や気づきから生まれる感動に共感したり、一緒に喜んだりすることで、子どもたちの成長にあたたかく寄り添っていきたいと思っています。

その不思議にすぐに答えは出なくても、その知りたいという探求心や考えたりする力がのびのび育っていくことが、やがて子どもたちの生きる力につながっていくのだと感じます。