人・地域 つくる 集中、夢中家づくり

2019年10月21日

テーマ:
人・地域/つくる
年 齢:
5歳児
ねらい:
・友だちとイメージを言葉で伝え合いながら共有し、協力する大切さや楽しさを感じる。
・道具の用途や使い方などに気をつけながら使う。
・試行錯誤を繰り返し、イメージする形を作っていく。

活動内容

信濃町もグッと気温が下がり、保育園の周りの黒姫山も妙高山も赤く紅葉がきれいに見えるようになってきました。

子どもたちは外で毎日友達と誘い合って遊び、元気いっぱいに体を使って遊んでいます。

 

そんなある日のこと、、

園庭にあった木の丸太を四角に囲い始めていた男の子。

「これみて、家みたいでしょ?ここを木のお家にしたらどうかな?」と。

それを聞いた友だちが集まってきて「ここならすぐに作れるからいいよね!」ということでお家作りがスタートしました。(昨年は保育園の裏のわくわく広場に作っていたのですが)

 

「木を運んでくるね!」

「何か使えるものはないかな?」とそれぞれが仕事を見つけて

「あったよー」と持ってきてくれました。

 

「これなら長すぎるなー、、」「のこぎりが必要だね」のこぎりで切り始めます。

 

 

 

1人で黙々と切る子もいれば、大変そうにしている子に気づいて「押さえてあげるね」と友だちにそっと寄り添う姿も。

 

 

 

 

 

 

 

「釘がうまくささらないなぁー、、」と困っていると、「片方の手で押さえるといいよ」とアドバイスして一緒に見ていてくれる姿も。

のこぎりを使って切っていると木のカスが溜まってしまい払い退けて切っている友だちに「ホウキではいて綺麗にしようか?」とホウキではいてくれていました。

 

 

みんなそれぞれ役割分担を見つけて活動に参加したり、友だちに聞きながら自分のやることを見つけて参加したりしていました。

子ども達のきづき

「木がとげとけしていて手に刺さりそうで危ないね」「小さいお友だちが来たら手に刺さって痛くなるね。ツルツルにしてあげよう」紙やすりを使ってツルツルにしていました。

「壁にしてみたらどうかな?」と板を立てています。

「いいね!金づちで打ってみよ」

「んー難しいなー、、」

「押さえててあげるね!指気をつけてね」と友だちを手伝ったり、怪我をしないように見守っていたりしていました。

それでもやっぱり板を立てて釘を打つのは難しかったようで、「横にしてみたらどうかな?釘で打ったら立てればいいんじゃない?」

 

 

「これならできそう!」

「さっきよりは打ちやすくなったよ」難しいときはやり方を変えながら挑戦していました。

 

板に刺さった釘を見つけ「このままにしていたら危ないから取らなくちゃ」とニッパーを使って取っていました。ニッパーには凹みがあり向きによって使いやすくなります。(本来の使い方は線材を切断する工具なんですが・・・)

「取れた!」身近な道具を使って作業を進めていました。

 

事例に対する保育者の思い

昨年作った木の家作りの思いがあり、今度こそ壊れないで丈夫な家を作りたいという子どもたち。昨年の経験から道具の使い方や用途など、知っている知識を活動に活かしています。更に、友だちとの協力し合う姿や友だちの姿を認め合う中で仲間意識が高まっているように感じました。

 

「あー今日は楽しかった!早く明日になってほしいな~だってまた家作りやりたいんだもん!」と良い表情で話していました。明日の活動への期待や完成を楽しみにしているのが分かります。

子ども達の意欲を大切にし、自ら考えたり友達と相談したりしながら活動に主体として参加してほしいと思いました。

今年はどんな家になるのか楽しみです。

 

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ