植物・生物 火 人・地域 食 つくる みんなで味噌作り

2019年2月14日

テーマ:
植物・生物/火/人・地域/食/つくる
年 齢:
3歳以上児
ねらい:
自分たちの食べる味噌がどのように作られるかを知り、関心を持つ。
地域の方に教えていただきながら味噌作りに参加し、出来上がりを楽しみにする。

活動内容

朝から釜に火を焚いて煮た大豆を使って味噌作りが始まりました!

教えていただくのは、地域の農業生産者あじさい会の方

園児のおばあちゃんなのです。

おばあちゃんたちの前にあるのは、地域の方が手作り味噌を作るときに使う機械。

これを使って大豆を磨り潰します。

さぁ!大豆を入れたからね。ハンドルを力いっぱい回すと

にゅるーっと磨り潰された大豆が穴から出てきました!

「わぁ!うどんみたい!」「ラーメンみたい!」

「これハンバーグのやつ(ひき肉)だよね」

磨り潰した後は、粗塩と麹を混ぜます。

麹はなかなか見る機会がないのでみんな興味しんしん

「これお米みたい」

「ちょっと変な匂いがする」「かび臭いよ」

「お塩?ざらざらだね」

麹にはものすごい殺菌力があるそうです。

「よーく混ぜてこねてだんごにするんだよ」おだんご作れる!泥団子上手にできるもん!大張り切りです。

味噌樽に入れる時はえいやっ!と投げつけて入れます。

「おもしろ~い!」「よく見て投げてな」

子どもたちが一番好きな工程かも。

最後に平らにならしてしっかり蓋をして、味噌作りは終了です。

子ども達のきづき

年少さんもやらせてもらうのですが、このハンドルはとても重いのです。

しっかり力を入れて踏ん張って!お兄ちゃんたちの真似をして頑張ります。

「いいよ~!上手だ!」

おばあちゃんたちも応援してくれます。

お友だちからも声援が飛びます。

作ったばかりの味噌はちょっと白い色をしています。

手についた味噌をちょっとなめてみると

「しょっぱ~い!」「これほんとにお味噌?」

これから倉庫でじっくりと寝かして食べることができるのは

夏を過ぎたころだよと言われて

「へ~!」「腐らんのだ!」

とびっくり。

味噌が発酵していく様子をまた見ていこうね。

事例に対する保育者の思い

保育園で一年間使う味噌は毎年こうやって地域の方と一緒に作っています。

子どもたちは保育園のお味噌汁が大好き!

夏や秋は保育園でとれた野菜が入ることもあります。

それは三穂地区の生産者の方が、味噌も豆腐も自分の家で作るという文化を

大切につないでいってくださっているおかげだと思います。

自分の園に調理室があることも、当たり前のようでとてもありがたいことだと感じます。

味噌も豆腐もお店で買うのではなく、作れること。

そしてそれがとっても美味しいこと。

保育園の給食がとっても美味しいこと。

子どもたちの心に残っていけるように、これからも

「食べること」「作ること」を大切にしていきたいと思います。

 

にんていこどもえんいいだしみほほいくえん 認定こども園飯田市三穂保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 上沼 佳子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和48年4月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-2434 飯田市伊豆木5451-14
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-27-3774 
FAX : 0265-27-3774 
MAIL : ns-miho@city.iida.nagano.jp
ホームページ http://www.iida-kosodate.net/
定員数 未満児 : 10人 3歳児 : 11人 4歳児 : 12人 5歳児 : 12人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 8:00~16:00
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ