2016年9月30日

テーマ：

植物・生物／空・天気／人・地域

年　齢：

1～5歳児

ねらい：

・地域にある自然物に目を向けよう。
・自然物を使った遊びを通し、友だちと楽しもう。

久しぶりに晴れた今日。

秋の涼しい風を浴びながら、お散歩に出かけました。

首からは、自分で作った『お散歩バッグ』。

「なに、拾おうかな？」「くりがいいなー」「ぼくは、きのこにしたい。」

出発前から、子ども達の胸は期待でいっぱい。

今日の目的地は、『水戸口公園』。

てくてく歩き進むと、

良く晴れた空に山々が見えてきました。

ここで、クイズ。

第1問：この山の名前は？

「んー・・・やま？」

「ヒントは？」

『　み　から始まる名前だよ』

第2問：さっきの山の隣にもお山が見えてきたね。

こっちの山の名前は、分かるかな？

「さっきよりも、ぺっちゃんこだね」

『こっちの山は、信濃町に近い山だよ』

※お子さんと一緒にお考えください。

みんな、覚えているかな？

いよいよ、水戸口公園に到着。

すると・・・

「みんなー!!お空見て!!」

声につられ見上げてみると、

空の隙間を埋めるように雲が走っていました。

「いつもと違うよ」「きれいだね」「お魚の模様みたいにも見える」

秋ならではの『いわし雲』にも出会いました。

すっかり秋の装いとなった公園。

子どもたちは、思い思いに集め始めました。

夢中になって集めていたのは、ヒメリンゴ。

こちらでは、お料理の真っ最中。

「すりりんご、いかがですか？」「ちょっと、ちょうだい」

「だんだん、黄色に変身してきたよ」

「いいにおいもするよ」

「これ、赤色だ」「こっちには、黄色もあるよ」

きれいな葉っぱも見つけました。

空っぽのお散歩バッグ、いつの間にか秋でいっぱいに。

春にマラソンを楽しんだことを思い出し、

走り出すお友だちもいましたよ。

運動会を思い出し、「先生、ピッて笛吹いて」と話すお友だちも。

たくさん遊んで、保育園に帰ろうとしたとき

「見て見て!!」

さっきとは違う形に変身した雲です。

「今度は、わにだ」「でっかいお手てみたい」

「雲とおいかけっこしてるみたい」

楽しみながら、保育園へと帰りました。

公園にある木を、ゆっくりと持ち上げてみると・・・

ダンゴムシがびっしり。

「これ、赤ちゃんだ」「おうちかな？」

しばらくの間、じっくり観察するお友だち。

見終わった後は、「おじゃましました」と

元通りにしてくれました。

ヒメリンゴやダンゴムシ、雲の動きなど様々な事象に出会った今回のお散歩。2つの山にも出会い、地域の魅力を感じられました。

お散歩バッグに詰め込んだたくさんの発見を、今後の製作や遊びに活かしていくことで、自然をより身近にまた親しみを持てるようにしたいです。