2019年8月30日

テーマ：

土／植物・生物／空・天気／食／つくる

年　齢：

5才児

ねらい：

・自分たちで育てた作物を収穫し、味わう。
・気づいたことを友だちと伝えあう心地よさを感じる。

お盆明けのある日。

「先生、おはよう！」と元気に登園するりんごさん。

「畑、どうなってるかな？」と一人の子がつぶやくと、「見に行かない？」と別の子が。

みんなで畑の様子を見に行くことになりました。

「もろこしが太くなってる！」ちょうど獲れ頃のもろこしが！

「ヒゲが茶色くなってしょぼん出るね・・・」「ヒゲの栄養がもろこしにいったんじゃない？」

以前のもろこしと比べて違いを見つけたようです。

「下に折ると獲りやすいよ」と教えてくれる子がいました。お家でおじいちゃんに教えてもらったんだそうですよ。

とれたてほやほやのとうもろこし。

一人一本は無いのでどうしようかみんなで相談した結果、二人で一本の皮を剥くことに。

自然と皮を剥ぐ人、ヒゲを獲る人に分かれていました。

年少の時から剥いてるだけあって、慣れた手つきで剥いていきます。積み重ねってすごいなと感じました。

みんなのとうもろこし。あとは給食の先生に託します。

「お願いします！！！」自分たちで育てたとうもろこしだけあって、特別慎重に運んでいて、食べるのが楽しみなんだなと感じました。

「おいし〜い！！」「あまいね！」

みんなで獲ったとうもろこしは格別！味わって食べていました。

実が全部なくなったとうもろこしは、みんなで抜きました。

普段、綱引きをしているだけあって、腰が入っていました！

とうもろこしと、いざ！勝負！勝敗はいかに・・・。

ー収穫中ー

「もろこし、食べられてる！！！」何者かに食べられているとうもろこしを発見。

「小さくかじっているからねずみじゃない?」「干からびてるから休み中に食べられたんだね」

と、とうもろこしの状況をみて、推理をするりんごさん。果たして何に食べられたのでしょうか・・・。

ー皮を剥いている時ー

「みんなで作ったもろこしは全部黄色だね〜。」

以前、おやつに白色と黄色の粒のものや白色の粒のものが出たことがあり、とうもろこしの粒の色がとても気になっていたようです。

ー抜いている時ー

「抜いたら、もろこしちっちゃくなった！」「でもまだ私たちよりおおきいね」

とうもろこしの背の高さに改めて気づくりんごさんでした。

種から育てたとうもろこし。今年は安定しない天気が続いたので生長してくれるかな？と子ども達と心配しながら見守っていました。その心配も8月に入ると消え去り、合計で6本のとうもろこしを収穫！種から育てたことでとうもろこしの生長を始めから終わりまで知ることができ、その中でいろいろな経験や発見をすることができました。またその発見を友だち同士で伝え合う姿がありました。これからも色々な食に関する体験を通して、食べることに親しみ、食材や食に関わることに興味や関心を持ちつづけてほしいなと思います。