土 水 つくる どろんこ夏まつり

2019年8月29日

テーマ:
土/水/つくる
年 齢:
5歳児
ねらい:
同じお店を作る友達と考えを出し合ったり工夫したりしながら、自分たちで活動を進める喜びを感じる

活動内容

「ことしの夏まつりはどうしたい?」

「どろんこでやりたい!」

子どもの声で始まった夏まつりの計画。

みんなでアイデアを出し合って、5つのお店ができました。

♨わかつきおんせん&おんせんぶらっと♨

  

💗わたあめやさん・チョコレートやさん・ジュースやさん💗

  

 

子ども達のきづき

お店を作っているうちに、「どうしたらもっと良くなるかなぁ」と考え始めた子どもたち。

♨おんせんでは、「広くしたい、深くしたい、シャワーも欲しい」という思いが出てきました。

「うまくながれない…」「こっちを高くすればいいんじゃないかな?」

「土を高くすれば水が流れないよ」

いろいろ工夫しながらだんだんイメージしたおんせんに近づいてきました。

   

💗ジュースやさんでは、自然の草花を使った色水遊びをヒントに

「いろんな味のジュースにしたらいいかも」「コーヒーもいいね」

「えらべるとたのしいね」と作り、売り方も考えました。

  

大きな容器にジュースを作り、小さいカップにいれてあげる、ジューススタンド風になりました。

💗わたあめやさんとチョコレートやさんも、泡と泥をどうやって売ればいいかな?と考えました。

「作った泡をカップにいれてあげればいいかも!」

「泥を容器にいれて、固めてみたらどうかな?」「やってみよう」

  

それぞれのおみせやさんが「どうすれば楽しいかな?」とたくさん考えて、

いろいろ試してまた考えて…。素敵なお店になりました。

お客さん(年中さん・年少さん)も楽しそうでした♪

    

 

 

事例に対する保育者の思い

6月上旬から始まった泥んこ遊び。子どもたちは心も体も開放し、全身で泥の感触を味わっていました。

水が溜まっているところから少しずつ始まった温泉ごっこ、川も流してもっと大きく深くしたいけれど、うまくいかないこともしばしば・・・。「こっち、みずたまらない」「はんたいがわにながしたいね」などと相談しあう子どもたち。担任は「こうすればいいんだよ」と言いたい気持ちをぐっとこらえ、「どうすればいいかな?」と一緒に考えるふりをしながら見守りました。

すると・・・

「ここをふかくほろう!」「かわのはばをひろげよう!」と考えやってみる子どもたち。思った通りになると、「せんせい!!ここにつちをおおくすると、みず、ながれなくなった!」と嬉しそうに報告してくれ、その笑顔に担任も嬉しい気持ちになりました。

“考えてやってみる”は温泉作りだけではなく、他の遊びでも同じでした。しその葉・よもぎ・さつきの花・くわの実などの草花を使った色水遊び。「あれ?あんまりいろでない」「もむといいよ」「(すりこぎで)つぶすともっといろでるよ」と、どうすれば自分が満足する色になるか、夢中になっていました。自然の草花から出る色の美しさ、不思議さは子どもたちにとって魅力的なものだと改めて感じました。お店屋さんごっこでは「いろいろな色のジュースをつくりたい」ということで絵具のジュースになりましたが、「この色とこの色を混ぜると、〇〇ジュースになるね」と色の混ざりを考え、いろいろ試しながら、たくさんのジュースができあがりました。

泥んこ遊びを通し、“考えてやってみる”をたくさん経験した子どもたち。今度は運動会に向けて、自分たちで砂を運び、温泉や川を埋め、園庭整備をしています。「いっしょにすなはこぼう」「こっちにもってきて」と自然に役割分担をし、友達と力を合わせて取り組む子どもたちの姿に少し成長を感じました。“考えてやってみる”この経験を繰り返していきたいと思います。

 

ながのしりつさつきかがやきこどもえん 長野市立皐月かがやきこども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 戸谷 育子
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 2018.4.1
認定日 2018.10.31
区分 認定こども園
住所 〒381‐0085 長野市上野2丁目120‐2
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026‐295‐4100 
FAX : 026‐295‐6062 
MAIL : satsuki-kodomo@city.nagano.lg.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ