2019年7月31日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気／人・地域／食／つくる

年　齢：

5歳児

ねらい：

・友だちと協力してジャガイモほりを楽しむ。
・収穫を喜び、食べることへの期待を寄せる。

地域のおじいちゃん協力のもと４月に種イモを畑に植えて、

「だいたい１００日経てば収穫できるかな」とのこと。

子どもたちは、「芽が出てきたよ」「花が咲いたに」とちらほら気にかけていました。

そして昨日！！いよいよ収穫の日がやってきました！！

収穫の前に「トマトのような実」がなっていることを発見した子どもたち。

おじいちゃんから「ジャガイモはトマトと親戚なんだ」ということを聞き、驚く子どもたちでした。

堀り始めチラッとジャガイモの顔が見えると大興奮！

楽しくなり掘り進めていくと「出てきた！また出てきた！」と表面だけでなく深くにもあるに気づき、じっくり掘る姿も・・・。

その中で、何かにかじられたジャガイモを発見。

「ネズミがモグラの穴を通って食べに来たかもしれんな・・・」とおじいちゃ。

それを聞いて子どもたちはまじまじと見ていました。

大きいのから、小さいのまでたくさん収穫でき、トータル５７１個！！

「カレーにして食べたいな」「フライドポテトもいいよね」と早く食べたいと期待を膨らめる子どもたちでした。

８月中に自分たちで育てた「にんじん」「たまねぎ」も使いカレー作りを計画中です

・ひとつ、またひとつと出てくるじゃがいも。

掘っている途中ではどれくらいの大きさなのか分からずドキドキ・・・。

掘り出してみてやっと大きさが分かる面白さ。繰り返していく中で大きさの違いや、大きさに応じた重さなどに興味を持っていました。比べたりすることも楽しんでいました。

また、ネズミの食べた形跡から形にも興味を示すようになり、まじまじと観察し

食べた跡以外にも、「お尻の形」「ハートに見えない？」などそれぞれの見立てを楽しむ姿もありました。

生育の途中でトラブルがあり、一部植え替えをしたのですが・・・

よく見ると「色も違う！！！」と赤っぽいのと白っぽいのに分けられ

品種の差を感じ取っていました。子どもたちの観察力はさすがです！！

自然に関わっていくときの子どもたちの観察力や気づきの数々には保育士も驚かされました。

ジャガイモを掘り出していく中で、大きさ・重さ・色の変化など様々な違いに気づき、比べようとする探求心。

ジャガイモ堀りを通じ、見て触れて感じて学びの連続だったと思います。

じゃがいもさん子どもたちにたくさんのことを教えてくれてありがとー！！

美味しくいただきますね。