土 植物・生物 水 空・天気 人・地域 つくる お水、泥んこ楽しいね♪

2019年7月26日

テーマ:
土/植物・生物/水/空・天気/人・地域/つくる
年 齢:
2歳児
ねらい:
・保育士や友達と一緒に、水遊びや泥遊びを楽しむ。
・水、泥、砂などいろいろな感触や形の変化を楽しむ。

活動内容

 

いよいよ梅雨も明けて、本格的に泥んこ遊び、水遊びが始まりました。

この日は泥んこの洋服に着替えてみんなで園庭に出ました。

 

 

 

今年の園庭のど真ん中には大きなクマさん滑り台が登場!子ども達も真っ先にクマさん滑り台へ。

 

何やら幼児さんも何人かで盛り上がっている様子。近づいてみると…

 

 

 

なんとウォータースライダーになっていたのです。

ホースを取り付けてあって、水が流れていました。水が流れていることでこんなにも滑るのかと、びっくりしました。

保育士もそうですが、1番驚いていたのは子ども達です。

いつもよりスピードが出るので勢いよく水の中へ。

その後は滑り台の下に広がるブルーシートの水の中で楽しみました。

 

 

『冷たいね〜』『気持ちいいね〜』『こっちあったかいね〜』と、みんなで大喜びです。

 

最初はブルーシートに慣れず、滑って尻もちをついていた子ども達でしたが…子どもの感覚ってすごいですね。気づいたらみんな上手に歩いて遊んでいるのです。

 

 

 

 

全身で水遊び♪お友達の真似をしてピチャピチャバシャバシャ。顔に水がかかってもみんな平気な様子です。

 

さあ、やりたい遊びが見えてくると、それぞれの行動が始まります。

 

 

こちらは年長さんの川づくりに興味をもった男の子達。

一緒になって道具を使って自分なりに参加しようとします。

年長さんもそんな子ども達を受け入れてくれて、一緒に遊んでくれます。

 

年長さんの『こっちは壊さないでね』の約束を聞いて、しっかり守ろうとする男の子達。そして、水の流れ、砂の行き先に興味津々。

スコップや木の棒を使って色々と試しています。

 

 

 

 

実際に中に入って感触を味わったり、穴を深くしたりと自分達なりに楽しんでいます。

『わあ、ドロドロだ』

『水が流れてきた』

と、自分で感じたことを言葉にしながら夢中になって遊んでいました。

 

 

 

 

さて、こちらでは水たまりに興味を示した子が、黙々と泥をすくっていました。

 

泥水の中がどうなっているのか少し不安な様子なのか、少し離れた所からすくっていました。ここは深いかな?ここはどうなってるのかな?なんて声が聞こえてきそうでした。

 

 

しばらくして、水たまりの発生源を発見したようで近づいていく男の子。

 

その後、水の冷たさを感じたり、周りの水たまりで黙々と遊んだりしていました。

 

 

 

 

 

さて、こちらでは年長さんの遊びに参加する姿も。

年長さんの遊びってとっても魅力的なようです。花のプランターをこんな風に…

 

塔みたいに重ねてその上から水を入れて水の流れを楽しんだり、色々と試したりしていました。

『今度はもっといっぱい流してみよう』

『いくよー!』

『おお!すごい流れてる!』

と、元気な声が聞こえてきましたよ。

 

 

 

 

こちらでは年長さんの川づくりに『お邪魔しまーす♪』

『気持ちいい〜』

『たのしい〜』

と、川の中で楽しんでいます。

 

こんな深い川を作る年長さんってすごいな〜なんて声が聞こえてきそうでした。

スコップを持って見よう見まねで一緒に穴を掘る姿もありました。

『かたい』『重い』と、つぶやきが聞こえ、そのうちスコップを手放して川の中をジャブジャブと遊び始めていました。

やっぱり年長さんの力ってすごいんだな〜。

 

 

 

 

 

 

黙々と水たまりとにらめっこしている男の子。少し様子を観察してみました。

 

水たまりの中の砂を出して、少しずつ深くしているようです。また、そこに自分で水を運んできて入れて、水たまりを大きくしていました。

水たまりが大きくなるにつれて、水が流れていくのを発見し、今度は水の流れを自分で作り始めました。

シャベルを持ってきて自分なりの川づくりです。周りから邪魔も入らず、一人黙々と水たまり、川づくりを楽しんでいました。

 

 

他にも、年長さんの遊びからヒントを得た子ども達は自分もやってみようと道具を使って、それぞれ水、砂、泥を楽しみます。

プランターの下から出てくる水を『雨だぞー』と言ったり、

 

『お料理できましたよー』

『これねぇ、コチョが入ってるの♪』と、ご機嫌でままごとをしたりと、子ども達の夢中な姿がたくさん見られました。

 

 

子ども達のきづき

 

 

プランターで遊ぶことが楽しくなった1人の男の子。ん?何かやってるぞ?

 

 

水の中にプランターをひっくり返して入れ、手首を上手に使ってクルクルと回転させていました。

回転する様子が面白かったようで、何回も繰り返して楽しんでいます。

水の中だとよく回り、水の流れも不思議な様子。

 

くるくるくる〜。

 

と、しばらくして周りを見渡し、保育士を発見した男の子。

 

『先生見てみて〜!』と、声をかけられたので様子を見ていると…

 

 

『ほうら!』

と、まさかのプランターからコップが!!

保育士もびっくりです。

『お魚捕まえてたの』と、自慢気に話してくれました。

 

コップを魚に見立ててプランターで捕まえて楽しむ…発想が面白いですね。

捕まえて、隠して、回して、周りの人をびっくりさせるのが楽しかったようで、繰り返し色んな友達に見せていました。

 

 

 

 

 

 

こちらでは水の温度の違いに気づいた子が。

ブルーシートの下にあるタイヤのくぼみに水が溜まって小さなプールに。

そこにお尻を入れてみた女の子。

『温泉みたいであったかい』と、笑顔です。

周りにいた子もその言葉を聞いて集まってきました。

タイヤのくぼみの水たまりに気づき、早速お尻を入れてみます。

 

 

 

『うわあ!気持ちいいね!』

と、2人で笑顔に♪

『お風呂気持ちいいね!』と、会話が聞こえてきました。

 

 

 

事例に対する保育者の思い

初めは少し恐る恐る水に近づいていく姿がありましたが、少しずつ慣れていくと自分から水、泥に関わる姿が見られるようになりました。

また、泥んこ遊びの回数を重ねるごとに、遊びが変化し、幼児さんの全身を使って水を浴びたり、大きな川づくりをしたりするダイナミックな遊びにも刺激を受け、2歳児さんも思い切り全身を使って楽しむようになってきました。

 

子ども達の周りには、水、砂、泥など、自然の教材がいっぱいです。

水、砂、泥に向き合い、その性質を知るということに、じっくりと時間をかけるのは、大人になってからでは難しいものですよね。

私達自身がいつのまにか理解していた様々な感覚を、子ども達は日々遊びながら経験を重ねることで学んでいるんですね。これからもたくさん、夏にしかできない経験をさせてあげたいなぁと思います。

 

 

 

 

 

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
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