2019年6月28日

テーマ：

土／人・地域／つくる

年　齢：

５歳児

ねらい：

・友だちやお家の人と一緒に力を合わせて作り上げる達成感を感じる。
・お家の人たちの姿を見て真似てみたり意欲を持って活動に取り組んだりする。

先週は保育参観がありました。

お忙しい中たくさんの方に参加していただきありがとうございました。

年長児では保育参観にお家の人たちと一緒にわくわく広場の池作りをしました。

子どもたちのわくわく広場での活動をお伝えする中で保護者の方から「楽しそう！」「やってみたーい♪」との声があったので今回の保育参観で池作りの活動をしました。

子どもたちも「お家の人たちに見てもらいたい」「一緒に作りたい」と、とても楽しみにしていました。

お家の人たちと池作りスタート！

子どもたちがスコップを用意して、力のありそうな保護者に「お願いします！」とスコップを渡された保護者の方は掘り始めていただいたのですが、粘土質のためなかなか思うようにいきません、、

「よくここまで掘れたね〜」という方も。

それでもスコップを使って掘っていく中でなかなか思うように掘れず「クワを使ってやってみたらどう⁇」と保護者の声が。

クワを保護者に渡すとスイッチON!

慣れた手つきでザックザックと掘っていきます。すると今度は「ツルハシでやってみたらどう⁇」との声も。

あります！とこの日はお父さん2人も参加して頂いていたので、ツルハシを渡すと、、

なんと！力強く土を掘ってくれました。

それを見ていた子どもたち。「僕のお父さんすごーい」「頑張れー！」と、目を輝かせ自然と応援していました。

やっぱりお父さんの力ってすごいですね〜。

この姿を見た子どもたちもスイッチON！

どんどん掘れていく土を掻き出して、二輪車やバケツに入れて別の場所へ運んで行きます。

運んだ先は、土手登りの下のところ。子どもたちみんな大好きな場所なのですが遊んでいると土が掘れてしまい少しくぼみができていました。なので、掘り出した土はくぼんだ所や穴があいていた所に使いました。

ここでもお母さんたちが活躍してくれました。運んできた土を均していただきました。

だんだん掘れていき、子どもたちと池の深さを確かめてみると、、

「すごーい」「これならザリガニちゃんたち暑くならずにいられそう！」と嬉しそうでした。

後日、お家の人たちと一緒に作った池にビニールを貼り、水を入れてみました。

大きさも深さもちょうど良さそうです。

ザリガニちゃんたちを入れるのを楽しみになっている子どもたちです。

「やっぱりお家の人たちってすごいね！」

「力がいっぱいあるんだね！」と、お家の人たちの姿を見て改めてすごさを感じていました。

「僕のお父さんがここを掘ってくれたんだよ！」「お家の人たちみんなで作った池なんだー♪」と自慢する姿も見られます。一緒にできたことが本当に嬉しかったんですね！

水を貼るときのこと、、

子どもたちでなにか相談していました。

「水を入れるとビニールが沈んじゃうよね」

「じゃあ、こうしよう！ビニールを持つ係と水を入れる係に分かれよう！」

「ビニールを押さえておく石も見つけてきた方がいいよね！」という声が。

それぞれの分担に分かれて行っていました。

石を運んでいる際、大きなブロック塀を見つけると「これなら使えそうな大きさだ！」

持ち上げてみようとしますが重くてなかなか運ぶのに一苦労、、

すると、「ちょっと待ってて」とどこかへ。

少し待つと

二輪車を持ってきてくれたのです！

「重たいときはこれを使うといいよ！僕が運んであげる！まだ持てそうだからもっと入れていいよ」と

３つも乗せて運んでくれました！

今回の活動で、子どもたちと一緒にスコップで掘っていたのですが、なかなか掘れず苦戦していました。クワとかで掘ったらどう？や、ツルハシで土を柔らかくしたらどう？ということを聞いて、私自身も思いつかなかったのでさすがお家の人たちはすごいな！と感じ勉強になりました。保護者の方も今までにいろんな経験をしてきたからこそ、あれはどう？これはどう？といろんな方法を見つけてやってみるということができるんですよね。子どもたちにもいろんな経験を経ていろんな道具を使って挑戦し、試行錯誤を繰り返しながら大きな困難にも一回やってダメでも諦めず次への方法を見出す力をつけて欲しいと思います。