植物・生物 人・地域 おかいこさん

2016年9月13日

テーマ:
植物・生物/人・地域
年 齢:
5歳児
ねらい:
・身近な小動物の世話をして、飼育の大変さや命の尊さを知る。
・小動物の成長を楽しみ、変化、不思議さなど生態に関心を深める。

活動内容

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毎年飼育していて卵を保管している保育士が、園に幼虫を持ってきました。初めはみんなでお世話します。

「きもちわる~い」という声も聞かれました。昨年から飼育しているので、「かわいいじゃん!」と手慣れた様子で桑の葉を取り替えてくれる子もいます。

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登園途中に桑の木を見つけ、職員と採りに行きました。

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「繭のアパート」

そろそろ繭を作りそうな幼虫(体が黄色くなり動きが鈍くなる)をトイレットペーパーの芯を切ったものに入れるときれいに繭を作ります。

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黄色い繭もあります。

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繭の中から茶色くなったさなぎを出します。dscf8546dscf8548

繭から1週間で成虫になり、卵を産みます。

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今度は「一戸建て」牛乳パックで1人ずつ育てます。

お友だちのと比べながら、より一生懸命お世話してくれます。

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女の子も平気「ほら!かわいいでしょう!?」

子ども達のきづき

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「かいこって、しんかんせんみたいな、かおしてるね」

「ほんと、でもね、かいこじゃなくて“おかいこ”っていうんだよ」

「なんで?」「だってせんせいがいってたもん!」

「なんでかな、せんせいにきいてみよう」

そこで、昔は、蚕を育て糸をとり、産業の一つとして生活に欠かせない大事な存在だっだので、“おかいこさん”と呼んでいたことを話すと、「へぇ、そうなんだ」と何となくわかったようです。

他にもたくさんの気づきや疑問がありました。

・桑の葉を食べる時、おせんべいやレタスを食べる時みたいにバリバリ音がした。

・食べて寝るときは頭をあげたまま動かない。

・うんちの形がみんな細長くて丸だった。

・足はペタペタとくっついて、逆さにしてもなかなか落ちない。

・繭を作らないでさなぎになってしまう蚕もいた。

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今繭を作っている途中で中で動く様子を子どもたちは興味深く見ていました。

事例に対する保育者の思い

・蚕の一生を1ヶ月強で見ることができるので、飼育していくことで、大変さや命の大切さを知ることができました。

・一人ずつ育てたことで、愛着がわき、より興味を持って育てることができ、虫嫌いな子も友だちと比べながら少しずつ関わることができるようになってきました。

・様々な変化に気付き、疑問に思ったことや生態を調べる経験をすることができました。

あずみのしりつみさとなんぶにんていこどもえん 安曇野市立三郷南部認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 中藤 裕子
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1984.4.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8102 安曇野市三郷温60-1
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-77-2900 
FAX : 0263-77-2900 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/kurashi/kosodate/hoiku/renrakusaki/ninkahoikuen.html
定員数 未満児 : 24人 3歳児 : 60人 4歳児 : 60人 5歳児 : 60人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ