つくる 竹のおもちゃは面白い!

2019年5月29日

テーマ:
つくる
年 齢:
3,4,5歳
ねらい:
・竹を使った制作を親子で楽しむ。

活動内容

5月28日(火)保育参観日

親子で竹を使ったおもちゃ作りに挑戦。

年少さんは、音を楽しむおもちゃ。

 

年中さんは、水鉄砲。

年長さんは、竹ポックリ。

園庭作業で出た竹を利用して、子どもたちが遊べるものを作りたいと考え参観日に親子で作って遊びました。あいにくの雨で、その日は充分遊べませんでしたが、これから暑くなって外でしっかり水鉄砲や、竹ぽっくりで遊べそうです。竹の“カラカラ”は、テラスと廊下を通る子どもが触って歩き「カラカラ~*カラカラ~*」と涼しげな音を立て、癒してくれています。

子ども達のきづき

“カラカラ”  年少

「あな~、でてくるかな?ひも、でてこーい。」と、お母さんが、竹にひもを通すところを下からのぞいています。

「僕もやってみたい。」ひも通しできるかな?

 

たたくと面白いな~。

横向きと縦向き、音が違うね。

“水鉄砲”  年中

お母さん、お父さんたちは、布の巻き具合に苦戦!

「これはちょっと、きつすぎるな~。」

上に向けすぎると、後ろから水が出てきてしまうことにも気づきました。

夢中になっていて・・・「服がびしょびしょ~でもたのしい~。」

“竹ぽっくり”  年長

「のこぎりは得意!僕に任せて~。」

「竹を抑えるのって、手がすべるなぁ。」

 

「なんか、ななめだ。」「切り方がななめだったんじゃない?」

 

「まっすぐ切らないと乗れん。」「ガタガタに切ってあるのもだめだよ。」

乗れた!紐を引っ張りながら、足を動かすんだよ。

≪参観日の感想より≫

・水鉄砲は、布の調節がとても難しいですね。子どものころに遊んだ記憶がありますが、作ってもらって遊んだだけなので「上手に作ってもらっていたのだなあ。」と、今頃になってやっと自分の親のすごさを感じました。昔はあそび一つをとっても自分で工夫し、道具を使うことも学びながら楽しんでいたのだなと、気づきました。

・竹のおもちゃ作り、どこかの国の民族楽器のような、自然の中にある物の独特な音が楽しめました。見た目にも涼しげでよかったですね。

 

 

 

事例に対する保育者の思い

私たちの身の回りには豊かな自然物がたくさんあるのにそれを利用しなくなり、手軽に買えて便利な既製品に囲まれているうちに、豊かな思考や感じる心も失いかけているのかなと思うときがあります。自分で作ったものや、親に作ってもらった物には、特別な愛着をもつことができるでしょう。物が溢れている今だからこそ、物の大切さを感じられる子どもに育ってほしいとも願います。自然物にふれ、作ったり、遊んだりしながら親子の笑顔があふれた参観日のひと時が大人にも子どもにもいい時間だったかなと思います。

昔の木造の小学校には、こういった竹の花立(花瓶)がありましたね。素朴な素材がかわいい花を引き立ててくれます。

これからも保育の中に、様々な自然物を利用していきたいです。

にんていこどもえんいいだしかわじほいくえん 認定こども園飯田市川路保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮崎 千保子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和43年6月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-2431 飯田市川路3467-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-27-3202 
FAX : 0265-27-3202 
MAIL : ns-kawaji@city.iida.nagano.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:30
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