植物・生物 人・地域 つくる ぶどうぐみ博物館&劇の発表

2019年2月22日

テーマ:
植物・生物/人・地域/つくる
年 齢:
5歳児
ねらい:
・したり、見たり、聞いたり、感じたり、考えたりなどしたことを自分なりに表現する。

活動内容

 

卒園まであと少しとなりました。

先日、ようやく『ぶどう組博物館』の紹介と劇の発表を他クラスの友達に見せることができました。

そんな子ども達の様子を紹介したいと思います。

 

この日は朝から張り切って登園してきた子ども達。早速、年少さん、年中さんの部屋に行き、『ぶどう組博物館と劇の発表を観に来てください!』と誘いに行ったのですが…

 

『???』

いきなりのお誘いに何も反応できない年少さん。いきなりですからね〜(笑)

年長さんも年少さんの反応から何かを感じたのか、すぐに一人ひとりが近くに寄り、丁寧に説明する姿がありました。

 

いつも以上に意欲的に行動していたのです。

 

 

 

 

友達と協力して声をかけ合い、誘い忘れていない子がいないかどうか確認したり、担任の先生に確認したりする積極的な姿も見られました。

 

 

 

年中さんのところにも行きました。

『ぶどう組博物館と劇の発表を観に来てください!』

と、これまたばらばらに言ってしまったこともあり、年中さんからは『もう一回教えて』

と、声があがりました。

今度はちゃんとみんなで息をそろえて誘うことができましたよ。

 

 

 

ぞろぞろぞろぞろ。

 

 

いよいよリズム室オープン!

 

小さい子にもやっと発表できる!と、思っている子もいて、『すごく上手にできたから見せてあげるね』と、優しく声をかける姿がありました。

 

 

リズム室オープン!

 

 

 

リズム室に入り、早速紹介したい作品の近くに行き、一人ひとり説明を始めました。

 

 

 

たくさんの声が飛び交い、とても楽しい博物館になりました。

 

 

 

『これはね、木に草を巻きつけて作ったんだよ。』

『このナウマンゾウは折り紙で作ったんだよ。』と、細かいところまでしっかり説明していました。

 

 

博物館をじっくり紹介した後はもう一つのお楽しみの劇の発表です。

 

今回年長さんでは『ブタヤマさんたらブタヤマさん』というみんながお気に入りの絵本を劇にして楽しみました。

 

 

全て自分達の手作りの衣装に身を付け、劇を発表をしました。

 

 

みんなで最後の劇を楽しむことができ、また、他クラスの友達に博物館や劇を観てもらったことで自信となり、さらに意欲的に生活し、保育園最後の園生活を楽しんでいます。

 

 

 

 

子ども達のきづき

 

 

年少、中さんに教えてあげる姿をよく見ていると、本当に細かいところまで説明していました。

『これはね、○○ちゃんと○○ちゃんと○ちゃんが作ったんだよ。』

『これは本物の木の枝なんだよ。』

などなど、真剣な表情で、でもどこか楽しそうに説明する姿が見られました。

 

 

 

 

また、小さい子の視線に合わせて姿勢を低くして話しかけたり、手を繋いでる子のペースに合わせて紹介したりするなど、思いやりの気持ちも育っていることを感じました。

 

 

 

 

劇の発表ではカーテンの裏側で

『お客さんがいる方を向いて喋ろうよ。』

『なんかドキドキしてきたね。』

『次は僕達の番だ!』

と、一人ひとりが主体的に行動する場面が見られました。

 

 

 

 

劇の発表後、観てくれたお客さんに感想を聞いてみました。

『バッタがかっこよかった!』

『カエルさんが可愛かった』

など、年少さん年中さんが素直な感想を伝えてくれ、年長さんも嬉しくて嬉しくて♪

 

 

『かっこいいって言われちゃった!』

 

『みんな上手だったって言ってくれて良かった♪』

と、とっても喜んでいました。

その後も進んで片付けをし、小さい子を部屋まで連れていってあげ、満足そうに部屋に戻ってきた子ども達でした。

 

 

ぶどう組博物館では友達と協力したり、思いを伝え合ったり、自分のイメージを表現したり、たくさんの経験をしてきました。

 

あと少しで卒園。

 

 

みんなで作って本当に楽しかったね♪

 

みんなで経験してきたことがこれからも宝物になりますように☆

 

 

 

事例に対する保育者の思い

『博物館も劇もみんなが揃ってから発表したい!』と、決めていたぶどうさん。なかなか全員が揃う日がなく、先延ばしになってしまいましたが、ようやく目的を達成することができました。

朝から『よし!みんなで誘いに行こう!』と張り切る意欲的な姿や、積極的に小さい子に声をかけて誘う姿に成長を感じました。

 

 

今年度、私自身子ども達と一緒に大事にしてきたのは『表現』です。

言葉で話すこと、絵を描くこと、作ること、動き、表情など、表現と言ってもたくさんあります。

一人ひとりがたくさんの経験を重ね、様々な表現の仕方で自分の思いを出せたらいいなぁと思ってきました。

子ども達一人ひとりの『思い』をこのようにたくさんの方に見てもらうことができ、私も嬉しく思いました。

これからも子ども達の思いを大切に受け止め、残り少ない園生活を一緒に楽しんでいきたいと思います。

 

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ