2018年12月28日

テーマ：

水／空・天気／人・地域

年　齢：

３〜5歳児

ねらい：

・保育士や友だちと、普段使っている部屋などをきれいにし、
きれいになった心地よさを感じる。

暖冬と言われるだけあり、例年なら辺り一面銀世界の信濃町も今年は雪の量が少なく、

外で遊びたい子ども達は日々うずうずしています。

やっと雪遊びができるほど雪が降った日には、園舎裏の農道まで出かけに行きました。

「氷のタワーだよ！！」雪の塊をつんで塔を作ったり、

「それっ！！」土手の上から雪玉転がしゲームをしたり、

「重たいよ〜！」小さな雪玉を転がして大きな雪玉を作ったり、少ない雪でもいろいろな遊びを思いつく子ども達は、遊びの名人だなと感心しました。

さて、今年も残すところあと数日・・・・。年末といえば、、大掃除です！！！

富士里保育園でも、毎日使っている部屋やリズム室にありがとうの意味を込めて掃除をしました。

広いリズム室は、年中・長さんがピカピカにしてくれました。

普段から雑巾掛けをしているだけあって、お尻を高く上げ、まっすぐ進んでいきます。

さすが、お兄さん・お姉さん！！

「よ〜い・・・」

「どんっ！！！」　「ぴかぴかにするぞ〜！」

年少さんも自分たちの部屋の雑巾掛けをしました。

「棚もごみだらけだよ！」と、一人の子がいうと、

「どこどこ？？」と、それに気がついた子たちが棚を磨きます。お掃除の達人がいっぱいです！

「先生！廊下もやっていい？」と、お掃除の達人たちはやる気満々！！

長い廊下も、一生懸命雑巾掛けをする姿がありました。

終わったあと、雑巾をみてみると、、、、

「雑巾、汚れてる！！！！」

雑巾の裏には、頑張った証拠がありました。ぴかぴかになったね！！

大掃除の今日は、久しぶりに雪が降りました。（大掃除の次の日には、1日中雪が降りました！）

朝、登園してきた男の子がポツリ、、、「今日の空もお掃除したいね」

「どうして？」と聞くと、「お掃除して雲がなくなったら空が明るくなって外で遊べるから！」

子どものかわいい発想でした。

雑巾をかける前。「雑巾長いからこうしよっと！」　雑巾を折りたたむ姿がありました。

自分で扱える雑巾の大きさが分かっているのですね。

「隅っこいっぱい汚れてる！」

部屋の隅の汚れに気がつき拭いています。隅々まできれいにしようとする気持ちが伝わってきますね。

隅々まできれいにしようとする姿は他にもたくさん！

棚の中に潜り込んで汚れがないか探します。

灯油タンクの下も見逃さない！！

溜まっていた汚れもきれいになり、気持ちよく新年が迎えられそうだね！！

以上児みんなで大掃除を行いました。年少さんは2回目の大掃除。自分から汚れを見つけてきれいにしたり、友だち同士で汚れを探し合ってきれいにしようとする姿がありました。汚れた雑巾を見たときの子ども達は「こんなに汚れてる！！！」と、自分できれいにした達成感を感じているようでした。年中・長さんは、毎日雑巾掛けをしていることもあり、雑巾の絞り方から掛け方まで自信を持って取り組んでいるようでした。毎日繰り返し行うことで、習慣化し、心地よさや満足感を感じているのだなと感じました。日々の保育の中で、繰り返し行うことを大切にし、子ども達に、達成感を感じたり、自信をもって活動することの心地よさを感じたりしてもらえるようにしていきたいと思います。