2018年12月18日
今年は遅かった雪がやっと降り、首を長くして待っていた子ども達は大喜びで雪遊びを楽しんでいます。まだ少ししかない雪ですが、
坂道を見つけてそりあそび!
とにかく雪がうれしくて外を走る!全身で雪を感じています。
駐車場の水たまりにできた氷を集めています。
土や芝生だらけになりながらも、雪だるまを作る子もいました。
さて、室内ではクリスマスツリーやリースを作ったり、飾り付けしたりしてクリスマスの雰囲気を楽しんでいます。リズム室の大きいツリーに電気をつけると「暗くした方がきれいに見えるよ!」と声が上がり、カーテンを閉めて光を楽しみながらご飯を食べました。すると年長児女の子が「あ!おばけやしき!みかんさんとみんなでやろうって言ってたのに忘れてた!」と思いだし、みんなに提案すると大賛成!季節はずれではありますがおばけやしきをして遊ぶことになりました。
まずはどうやって作るのか相談しました。トンネルを作りたいということで、大きいダンボールで作り始めました。大きいダンボールは3つ。
つなげるのか、ひとつずつにするのか、について話し合いが始まりました。「どうする?」「○○ちゃんはどうしたいの?」と年長が意見を聞き、話し合いが進んでいきます。保育士も少しは声をかけますが、この時はほぼ子ども達だけで決めていました。ひとつずつにすることに決定!
「もっと怖くしよう!」とトンネルに細工をしたり、ビニール袋でおばけを作って貼ったりチョンと触るとおばけが出てくる複雑な仕掛けを作る子もいました。
いよいよおばけとお客さんに分かれておばけやしき!紙袋やビール袋などで作ったおばけに変装しておどかします。子ども達と相談し、入った人がゴールから出てきたら次の人がスタートするという約束を決めました。すると入り口で「もういいかーい?」と中のおばけのことを考え、用意ができたか聞くお客さんの姿がありました。
「キャー!」と声は上がるものの怖がるというより楽しさが大きくて、みんな笑顔で出てきていました。
ひとしきり楽しむと「こんどはいちごさんとさくらんぼさんを呼ぼう」と子ども達。作ったり遊んだりしていく中で小さい子も招待したいと声が出ていて、「さくらんぼさんには優しくおどかそうね」と相談しながら遊んでいたのです。ですが、4、5歳児で遊んでいるときにいくつか問題があったので招待する前に話し合うことにしました。
「ひっぱられていやだった」「とおせんぼされた」「手が顔に当たった」「変な言葉でいわれて嫌だった」などの声が出たので、じゃあ楽しくするためにはどうしたらいいか話し合い、
・触らない、とおせんぼしない・走らない・嫌な気持ちになるようなことは言わないとルールを決めました。問題をみんなで共有し、じゃあそうならないためにはどうしたらいいのか改善策をみんなで考えることができました。
では、いちごさん、さくらんぼさんを呼ぼう!
入り口係、「ここで待っていてください」「おばけの人、もう入ってもいい?」「では次の人どうぞ!」と上手に進めてくれました。状況判断がしっかりできています。
出口までしっかり見送ってくれるおばけさん、優しいですね。
出口ではプレゼント係が待っています。「がんばったね」「おかえり」「好きなのひとつどうぞ」と声をかけてくれました。
1、2歳児さくらんぼさんを向かえにいくと靴を履かせてあげる大サービス!いつもはひとりで履けるさくらんぼさんもちょっぴり甘えていました。
1、2歳児のさくらんぼさん、積み木やトンネルで道は作ってありますが、どこへ進めばいいか分からず立ち止まってしまう子がでてきてしまいました。
そこで案内役登場!「こっちだよ」「こわくないよ、大丈夫!」と声をかけ手をひいてくれます。おばけたちも「こっちだよ」と手をつないでくれるほどです。小さいお友達もおばけやしきを楽しんでくれました。リズム室を使ったので期間限定ではありましたが、トンネルを部屋に移動すると、小さなおばけやしきで遊んでいます。このトンネルがどう変化していくのか楽しみです。
・トンネル作り
大きいダンボールなので重さがあり自立しません。積み木で支えることを思いついた子ども達。「中から抑えるからそっちから押してみて!」など声を掛け合い作る姿がありました。自分の考えを相手に伝え、伝わっているという手応えを感じながら作っていました。
・プレゼント
ゴールした友達へのプレゼントです。プレゼントしたいという気持ちがあって出てきた案ですが、自分の得意とする折り紙という方法を選びアイデアを出してくれました。自分の得意としているところを分かっている、自分の良さを知っているということだなと思います。
今年度も後半になり、クラスのまとまりがしっかりしてきて、他クラスへも気持ちが向くようになってきました。歳下の友達への接し方も経験してほしいなとおもっていたところに子ども達から提案があり、いい経験ができたと思います。異年齢での関わりがもっと深まるように歳下の友達との活動を大切にしていきたいと思います。
考えていることを大勢の友達と形にしようとするとき、言葉にして伝えることが大切になります。そこでぶつかることも多く、相手の声に耳を傾けることも必要になってきます。今回の活動の中では自分たちで話し合い、解決して進めていくことができた場面が多かったです。また、折り紙が得意な子はプレゼント作り、友達に声をかけるのが上手な子はつながりの仲介役、アイデア豊富な子は考えを形にしていくための方法をみんなに伝える、などなど自分の得意とするところを役割として全体の中で活かすことができていたなと思います。これからも自分のいいところを認識して自信を持って生活できるよう援助していきたいと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 根津 ちひろ |
運営法人 | 信濃町 |
運営法人代表者名 | 信濃町長 |
園の設立日 | 1974.4.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒389-1314 上水内郡信濃町穂波446 |
エリア | 北信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 026-255-3416 FAX : 026-255-3416 MAIL : fujisato-h@town.shinano.lg.jp |
ホームページ | https://www.town.shinano.lg.jp/ |
定員数 | 未満児 : 12人 3歳児 : 13人 4歳児 : 13人 5歳児 : 13人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |