2018年11月21日
寒さが日に日に増してきましたね。
信濃町の黒姫山も、うっすら白くなる日が多くなってきました。初雪も、もうすぐそこまできているかも♪
そんな寒さにも負けず、子ども達は朝から青空の下で体を動かして遊んでいます。
マラソンや体操も日課となり、時計を見て走り出す子や、音楽が流れると部屋から出てきて走り出す子もいます。自由参加ですが、みーんな走るの大好き!で、音楽が流れている間走っています。
ぶどうさんはこのあと、ももぐみさんと鬼ごっこをしたり、ドッジボールなどの集団遊びをしたりして外で楽しんでいます。
さて、室内ではどんな遊びが盛り上がっているかというと…
保護者や地域の方から頂いた廃材や自然物を使って製作を楽しんでいます。
上の写真は、大きなダンボールにみんなで絵の具を塗り、ナウマンゾウが住んでいたであろう世界を表現してみました。
年長児交流会で頂いたナウマンゾウの折り紙を折った時に『これ、みんなで飾りたいね』という子どもの声をきっかけにみんなで作ることに♪
木を立体にしてみたり、左の方には野尻湖を描いたりして楽しみました。
こーんな感じでリズム室を使っています☆
頂いた廃材、自然物、他にも色々な材料、道具が置かれています。
散歩先で集めてきたドングリや松ぼっくり、ワレモコウなどなど。
そしてぶどうさんではそれらを使ってグループで作品作りを楽しんでいます。
①黒姫山
ダンボールを山の形にし、窓から見える黒姫山を見ながら描いています。作品の中心部に見えるのはクマとオオカミだそうです。
グループの友達とイメージを膨らませながら楽しく描いています。
②野尻湖人
年長児交流会で野尻湖ナウマンゾウ博物館を訪れた際、『野尻湖人になってみよう』というコーナーがあったり、ナウマンゾウ狩りをしている野尻湖人の絵を見たりして、子ども達も印象に残ったようです。
このグループでは牛乳パックを使って体を作りました。『人間の体には角がないから角のところを新聞紙で丸めていこうよ』と、自分達の体を見ながら意見を出し合い作っています。二体作っているのですが、それぞれ格好が違うので、出来上がりが楽しみです♪
③木
『木を作りたい』の言葉にビックリしました。木をどうやって作っていくんだろう?と見ていると、方段ボールを丸め、そこに千枚通しを使って穴を空け、枝を差し込んでいました。すごい発想力!葉っぱは散歩でとってきたもので、友達と役割分担を決めて黙々と作っています。
④ナウマンゾウ
このナウマンゾウも博物館で印象的でした。大きなナウマンゾウにみんな驚いて見ていたことを思い出します。『こんなデッカいのが信濃町に住んでたんだー!』と、感動している様子も見られました。
実際に作るとなると..やっぱり大きいのがいい!ということで、こちらのチームはダンボールを組み合わせて体を作りました。
声をかけてチームワークよく進めているのが印象的です。
実際に作ってる様子も紹介します。
体の色は茶色に染めた障子紙を貼っています。糊付けも協力してやっています。
野尻湖人チームもナウマンゾウチームと同様に、体に貼り付けています。
木チームは実をつけたいとのことで、赤い紙を丸めて実に見立ててくっつけていました。
黒姫山チームは残念ながら山が見えず…山を見て描くことができなかったものの、イメージを膨らまし、うさぎを描いたり、保育士を描いたりしていました。
それぞれのグループが友達と話し合い、意見を伝えたり、友達の意見を聞いたりして進めています。
出来上がりと共に子ども達がまた少し成長していることを願って活動を見守っていきたいと思います。完成が楽しみですね♪
さて、グループでの製作も楽しんでいますが、個人的にもそれぞれ色々な物を作って楽しんでいます。
クリスマスに向けてリースを作る子も。
『ここのところは僕がやって、こっちは〇〇くんがつけたんだよ』と、教えてくれました。協同製作!
リズム室の中心にある木に飾り付けをする子も♪
よーく見てみると…
リースや松ぼっくりが枝につけられています。『リースとか可愛いね』と、友達の作品を見て感想を伝え合っていました。
こちらはスポンジや木の実を使ってケーキ
を作りました。
これからお店屋さんごっこに発展していくのかな?楽しみです。
子ども達の作品一つ一つが個性があってとても可愛らしいです。
思わず子ども達の視線に立って写真を撮ってみました。
見る角度によって見え方が全然違っていて、とても面白いです。
これからまたどんな素材や道具と出会い、どんな発見をしていくのかとても楽しみです。
リズム室での製作活動では、どのグループも形ができてきて一人一人がイメージを持てるようになってきているからか、友達同士の会話も増え、役割分担をして楽しみながら作っている姿が見られます。また、意見を伝え合う中で上手くいったり、いかなかったりする場面もありますが、そんな中にも成長を感じています。友達の思いに気づける姿も多くなってきました。これからも友達と関わる中で色々な葛藤も経験しながら折り合いをつけることの大切さや、譲ってもらったことの嬉しさなどを感じてもらえたらと思います。
リズム室にはたくさんの素材や道具があります。一人一人感じ方や表現の方法は違うので、子ども達の表現一つ一つを大切にしていきたいと思います。また、子ども達が周囲の環境に対して何かに気づいたり感じたりして、その気持ちを表現しようとする姿を温かく見守り、共感し、心ゆくまで対象と関わることを楽しめるようにしていきたいです。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 柳澤 美香 |
運営法人 | 信濃町 |
運営法人代表者名 | 信濃町長 |
園の設立日 | 1963.7.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1 |
エリア | 北信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 026-255-3740 FAX : 026-255-3740 MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp |
ホームページ | https://www.town.shinano.lg.jp/ |
定員数 | 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |