2018年8月10日
柏原保育園のわくわく広場にはわくわくするものたちにたくさん出会える場所です。
子どもたちの大人気のロープ渡り。
わくわく広場に行くと必ずと言っていいほどみんながロープを渡って忍者の修行をしているみたいです。
そして、今この時期だからこそ出会える虫たちを見つける子どもたち。
虫取り網を片手に
「虫を見つけるぞー!」
「俺が隊長だ!みんなついて来て!」
と隊長先頭にみんな列になって虫探しが始まります。
「あっ!あったよ!」と、なにかを見つけると、その声にみんなが集まり友だちが指差す方を見てみるとセミの抜け殻が。
木の枝や葉っぱのいたるところに抜け殻がたくさんついていました。
子どもたちの表情は宝物を見つけたかのような目をキラキラさせます。
いろいろな虫たちに出会えるわくわく広場。
誰もがこんなに素敵な笑顔になってしまう素敵な場所なんです。
セミの抜け殻探しから次はセミを捕まえたい子どもたち。
セミの姿を見つけようと木をじっくり見つめるのですがなかなか見つからず、、
すると「わかった、ミーンミーンって鳴いてるのを聞いて、どこからするのかって見つけてみたらいいんじゃない⁇」と提案。
みんなでしーっと静まり耳を澄ませ声のする方を見ると不思議とセミを発見!!
子どもたちの見つける力はすごいですね。
先日そしてこんなこともありました。
わくわく広場でカマキリを捕まえると次の日そのカマキリが脱皮をしました。
保育士もカマキリが脱皮をするところを見たのは初めてで感動したのもつかの間、脱皮した場所も場所だったのでうまく手足や羽が伸ばせなかったようで変な形で固まってしまったのです、、(あとで脱皮について調べたところ、カマキリの脱皮は種類によって異なるそうで、脱皮に失敗することは珍しくないそうです。)
羽もくしゃくしゃ、かまも曲がってしまい自ら虫を取って食べることは難しくなってしまいました。
そんな、カマキリを見た子どもたちは「かわいそうだね、、」「ご飯たべれないよね」
「それならご飯をたべさせてあげればどうかなぁ?」ということで、
カマキリの口に合うくらいで小さいバッタを捕まえてカマキリの口元へそっと置いてあげる姿が。
「ご飯だよ。食べてごらん」
なんとも優しい姿に感動してしまいました。
ですがカマキリはなかなか食べてくれず、、
そして、虫かごに入れるとかわいそうだからとプラスチックの容器に草を敷いてそっとその上に置いてあげることに。
そのカマキリはお部屋の生き物コーナーのところで他の生き物たちと一緒に仲間に入れて様子を見ています。
昆虫の本を見ていると、カマキリの飼育の方法ものっていてそこには牛乳を飲むと書いてあるのです。
「バッタ食べなかったから牛乳あげたら元気になるかな?」とおやつに出た牛乳を少しカマキリに飲ませてあげることに。
「あっ!飲んでるー」「美味しい?たくさん飲んでね!」「お腹すいてたもんね」と声をかけていました。
子どもたちも一安心。
お迎えがくるまでずっとカマキリのそばにいた子ども達でした。
お部屋にはカブトムシやクワガタ、カタツムリがいます。生き物たちをよく見たり世話をしたりと子どもたち自ら進んで行うことで愛着が湧き、子どもたちの中で大切にしようという意識が芽生えて来ています。また、年長さんから虫の持ち方や世話の仕方など教えてもらったことなどを他の友だちにも伝え合う姿も見られました。
生き物たちを捕まえることは簡単ですが、捕まえるだけでなくそのあとのしっかりお世話もすることも大切ですよね。
生き物たちを見たり触れたりしながら子どもたちが気づいたこと、不思議に思ったことなど気持ちに寄り添って命の大切さについて一緒に考えていきたいと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 柳澤 美香 |
運営法人 | 信濃町 |
運営法人代表者名 | 信濃町長 |
園の設立日 | 1963.7.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1 |
エリア | 北信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 026-255-3740 FAX : 026-255-3740 MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp |
ホームページ | https://www.town.shinano.lg.jp/ |
定員数 | 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |