2018年7月10日
高原の風が気持ちいい初夏。
先月から野尻保育園ではいろんな小さな生き物との出会いがありました。
園庭の隅にはダンゴムシ!!
毎日のように捕まえては観察!
くっ付いている葉っぱを発見!「へんなはっぱがあった!」
開いてみると糸のようなものでくっ付けてあった!
シャクトリムシ!?の巣!?
園庭の隅、草むらで大きなカエルを発見!!
あまりの大きさに引いてしまう子もいましたが、発見した年長の男の子は平気!
只者ではない大きさに飼ってみることにしました。
葉っぱを入れたり、お家を作ってあげました。
次の日、延長保育の先生がこれは『モリアオガエル』だよ!と教えてくれました。昔は保育園の近く、野尻湖畔にたくさん居たそうですが、最近はあまり見かけないそうです。
図鑑で餌は虫と分かりましたが、ケースの中に小さな虫を入れても食べず、だんだんと元気がなくなっていくカエル。
すると発見した男の子が、「逃してあげよ」 と他の友だちも賛成し、みんなでモリアオガエルにお礼を言って、見つけた草むらに逃してあげました。
「バイバイ!かえるさん!」 「またね!」 「いっぱい食べてね!」
後日、発見した子の保護者から新聞で見つけました!と切り抜きをいただきました。
なんと、モリアオガエルは準絶滅危惧種であることが分かりました!
まさに大発見でした!
カエルとお別れしてからしばらく、「カエルさん元気かな」と気にしていた子どもたちでした。
そんなある日、クラスで飼っているメダカの水槽の中に死んでしまっているメダカがいることを発見した子どもたち。ザリガニの赤ちゃんのケースにも死んでいる赤ちゃんがいることも発見!
年長さんが、飼ってる生き物が死んでしまったら埋めてあげようと言って、みんなで花壇の隅にお墓を作ってくれました。
お花を摘んできてくれる子もいました。
年長さんの真似をして3歳児もお花をあげていました。
最後はみんなで「天国に行ってね」 と言いながら手を合わせて合掌。3歳児さんも真似をして、一緒に手を合わせていました。
保育園に居ながらもいろいろな身近な生き物に出会うことが出来、自然が豊であることを実感しました。そんな中で子どもたちは観て、触れて、考えて、五感を使って生き物とふれあっています。これから夏真っ盛りになり、さらに様々な動植物と出会う機会があると思います。その触れ合いの中で、生命の不思議さや大切さに気づき、身近な動植物への接し方を考え、大切にする気持ちを持って関わるようになってほしいと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 根津 ちひろ |
運営法人 | 信濃町 |
運営法人代表者名 | 信濃町長 |
園の設立日 | 1963.7.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒389-1303 上水内郡信濃町野尻275 |
エリア | 北信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 026-258-2345 FAX : 026-258-2345 MAIL : nojiri-h@town.shinano.lg.jp |
ホームページ | https://www.town.shinano.lg.jp/ |
定員数 | 未満児 : 6人 3歳児 : 10人 4歳児 : 10人 5歳児 : 10人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |