植物・生物 なぞのたまご

2018年6月11日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
2~5歳児
ねらい:
出会いをたのしむ

活動内容

2017年9月25日

園庭のクリの木は実をつけている。そろそろ裏山の山栗も落ちているかな。年中年少児が散歩にでかける。
森の曲がり道を曲がるとクリの木の下にイガを発見!「あったー!」「こっちもある!」「あなあいてるぅ」口々に言いながらクリを拾い始めた。
あちこち地面を探しまわっていると、なにやら白くて丸いたまごのようなものが落ちているのをみつけた。「なにこれー!!」その声にみんな集まってくる。
「たまごかなぁ。」恐る恐る触ってみつると、「なんかちょっとだけやわらかい。」
年中女児のひとりが「おうちにもっていきたい。」言う。たまごかもしれないから家で育ててみたいとのこと。大切に袋に入れて持ち帰ることにした。
本当にたまごなのか。たまごならば何のたまご?散歩の帰り道は謎のたまごの話題でもちきりに。
「し~っ!! あれ?いまピヨピヨってきこえた!」と別の年中女児が言ったので、益々たまごへの謎が膨らんだ。

子ども達のきづき

謎のたまごを家に持ち帰った年中女児。「なにかのたまごかな? でも○○ちゃんは『たまごじゃないよ』っていってた。」と。考えた結果育ててみることにした。
「たまごがわれてでてきたときに にげちゃうといけないから かごにいれる。」「あたためたほうがいいのかな?」様々に思いを巡らせたようだ。
日が経つにつれ、謎のたまごは日に日に水分がなくなってシワシワで硬くなっていく。「あたためなくちゃいけなかったのかな…。」
その数日後、謎のたまごを見つけた場所に再び散歩に行くと、なんとたまごはキノコに姿を変えていた。
「スッポンみたい!」
謎のたまごの正体はその名も「スッポンタケ」でした。

事例に対する保育者の思い

秋の実りを求めて出かけた散歩。そこで偶然出会った「なぞのたまご」に子どもたちが思いを巡らせる散歩となった。
一人ひとりがそれぞれのイメージを広げ、そこでの子ども同士のやり取りが更に謎への興味を深めていった。
散歩でのひとつの出会いに対して好奇心や想像で心が動き、後日の再会が謎を解いてくれた。そんな偶然の出会いのおもしろさを感じる機会となった。

やまのあそびや はらぺこ 山の遊び舎 はらぺこ

園の形態 特化型
代表者氏名 園長 : 小林 成親
運営法人 特定非営利活動法人 山の遊び舎 はらぺこ
運営法人代表者名 阿部 大輔
園の設立日 2005.4.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒396-0004 伊那市手良中坪1452
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-76-3341 
FAX : 0265-98‐9355 
MAIL : hello@harapeco.org
ホームページ https://harapeco.org
定員数 未満児 : 5人 3歳児 : 7人 4歳児 : 7人 5歳児 : 7人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金
基本開所時間 8時〜16時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ