2018年6月1日

テーマ：

土／植物・生物／空・天気／人・地域／食

年　齢：

３、４、５歳児

ねらい：

・砂や草花、虫などに興味を持ち、見たり触れたりしながら遠足を楽しむ。
・戸外で友達や保育者と一緒に食事する楽しさを味わう。

５月２９日は、５月生まれのお誕生会がありました。

古間保育園では５人のお友だちをみんなでお祝い。お誕生児さんはみんなの前でインタビューに答えます。

さすが年長さん!自分でマイクを持ち、「自分の名前、何歳になったか、すきな食べ物、大きくなったら何になりたいか」を発表していました。

未満児さんもドキドキしながらみんなの前に立ってすてきなお顔を見せてくれました！

さて、待ちにまった遠足のはじまり♪朝から「きょうはえんそくいくんだよね♪」「おべんとうもってきたよ！」とお友達同士の会話も弾み、みんな楽しみにしていました。

今回の遠足は、お散歩でもよく行くヤギ小屋を通り、農道を通って、水穴橋へ行くというルートです。年長さんは年少さんと手をつなぎしっかりリードしながら歩いていました。

道路を渡るときは、”いったん止まって、右見て、左見て”まだまだ忘れてしまうこともあるけれど、少しずつ自分たちで意識しながら渡れるようになってきました。 日々の積み重ねって大切ですね。

まずはお馴染みのヤギさんの小屋に到着です。「ヤギさーん！」と一生懸命に呼びかける子どもたち。ヤギたちも外に出て子どもたちを迎えてくれているかのようでした。 「食べてくれたよ♪」と話してくれる表情はとても嬉しそう。

”シャーーーー”・・・。写真では見にくいかもしれませんが、ちょうどおトイレタイムだったようです。「ヤギさんもおしっこするんだね。」「みんなと一緒だね！」いつもと違う姿が見られて興味津々の子どもたちでした。

道の反対側では田んぼのあぜ道に生えている”のびろ”を発見するお友達。抜き方を教えてもらうと「のびろぬけたよ〜！」「みてみて！」と早くもコツをつかんでたくさん採っていました。

「１、２、３、・・・・・」と何個採れたか数える年長さん。３０個以上採れて大満足！

「このお花あまいんだよね〜！」とムラサキツメクサの密の味を堪能♪

「これ、お母さんにあげるおみやげ！」と両手いっぱいに花を摘んでしっかり握り締めていました。

「なんだこれ！？」田んぼの脇に立ってた筒を発見。「なにかみえるぞ！！」「えっ？？なになに？」といつの間にかお友だちがたくさん群がり人気スポットに！

農作業で落ちてた土のかたまりに気づき、足で土埃を立ててみたり、指で触ってみたり・・・。何気ないものが不思議だったり魅力だったりするんですね。

「なんだこれ！！」「うんち運んでる！」「えっ！！？」「ほんとだ〜！！」「見せて見せて」「いいよ〜！」小さい虫が一生懸命糞を運んでいました。なかなか見ることのできない光景で子どもたちも大興奮！いろんな声が飛び交っていましたよ！

気がつくとお友達同士で手をつなぎ歩いている年中さん。なんだかほっこり♪

しばらく歩き、トンネルをくぐって、坂道をのぼり水穴橋に到着♪「お弁当たべたーい！」「お弁当いつ食べるの？」と子どもたちはすでにお弁当モード。「なにはいってるの？」「わたしも○○はいってるよ〜〜！」と、お友達とお弁当を見合いながらおうちの人が一生懸命作ってくれたお弁当をおいしくいただきました。

心配されていたお天気にも恵まれ、思う存分楽しみ無事に保育園に帰ってくることができました。今回の遠足は、ヤギ小屋から農道を通り水穴橋へ行くという普段からお散歩で通るところです。お友達とつないでいた手を離して車に気をつけながら散策すると、子どもたちは気になったものに立ち止まったり、寄り道したりしながら思い思いに遠足を楽しんでいました。見慣れた場所ですが、たっぷり時間をかけながら歩いたことで普段は気づかず通りすぎてしまっていたものに気づくことができ、新しい発見がたくさんありました。そこで友達同士で誘い合ったり、発見したおもしろさを友達を共有しあったりする姿が自然と見られ、そういった子どもたちから出た姿を見守り、大切にしていきたいと思います。

そして、お弁当をとても楽しみにしていた子どもたち。お家の方が一生懸命作ってくれたお弁当を食べて、愛情をたっぷりもらうと力がみなぎり帰り道も頑張って歩くことができました。一つ一つ大切そうに食べ、満足した表情を見ると、子どもたちにとってお弁当は特別なものなんだなぁと改めて感じました。子どもたちにとって最高の日になったと思います。お忙しい中おいしいお弁当を作ってくださりありがとうございました。