南信エリア
TEL: 0265-27-3202 FAX: 0265-27-3202
2018年6月2日
6月1日(金)晴れ
JA川路事業所の田んぼをお借りして、農協の方に教えて頂きながら、年長さんが田植えをしました。
子どもたちが「あきらさーん!」と、友だちのように気安く呼んで、「おー!」とこたえてくれる農家のおじさんもいます。
「苗を3本取って、泥の中に立つように植えるんだよ。」JA営農部の藤竿さんが実演しながら教えてくれました。いつも、楽しお話をしてくれる優しいお姉さんです。
始めはぎこちない手つきで、植えても浮かんできてしまうような苗がありましたが、だんだん上手に植えられるようになりました。
年少さんと年中さんは応援です。「頑張ってー、ばらさん!」の声に、「おいしいお米が出来るように頑張るよ~!」とこたえた年長のTくん。みんなとってもはりきって、24列も子どもだけで植えました。
そして、みんなで泥んこ遊びです。田んぼに入るのが初めての年少さんもいます。それぞれのペースに合わせて、少しずつ田んぼに入り慣れていきました。
今日は藤竿さん、田んぼの生き物の話もしてくれました。タガメの写真を指差して「これなーんだ?」「カブトー!」と子どもたち。今はあまりいないのかな?それとも子どもたちが、田んぼや小川で遊ぶ機会が減ったかな?「この田んぼには、豊年エビもいっぱいいるから見つけてみてね。」
田んぼに入る前にみんなでそーっと覗いてみました。「豊年エビ見えたよー。」「アメンボも。」「「オタマジャクシ。」「ヤゴはトンボの赤ちゃんだよ。」いろんな生き物が見つけられたね。
田植え開始。年長児が並んで田んぼに入ります。「うわ~。」「キャ~。」「足が・・・。」上手く歩けず尻餅をつきそうになりながら必死です。
田植えをしながら、応援してくれている小さいお友だちに「この中、あったかいんな。」「そう、そう、温泉みたいだよ。」「足湯だよ。」と教えてくれる年長さんです。今日はいい天気で、お日様がしっかり田んぼの水を、地面を温めてくれていることを肌で感じることが出来ました。
田植えが出来るのも年長さんの特権!「まかせといて。」と、はりきってくれました。
さて、泥んこ遊びでは、ダイナミックに田んぼにダイブする子、走り回って、這いずり回って、ワニや泥んこお化けだと喜んでいる子どもたち。
「おーい!こっちの方があったかいに~!」と友達を呼ぶ子。場所によって温度差があることにも、気づいたようです。
どろんこが苦手で慎重な子は、先生の手につかまりながら「動いてる。動いてる。」とつぶやいて、じーっと水面を見つめ、風にさざめく水の動きや、泥にだんだん足がうずまっていく感覚を感じているようでした。
お友だちと一緒なら行けそう・・・と、二人で手を繋いで「せーの!」で田んぼに入り、「わー、ぬるぬる~。」と顔を見合わせて笑っている子。みんな、いい顔でした。
今日は天気も良かったけれど結構風も強い日でした。田んぼから上がると「うわー、寒い~(-_-;)」と子ども達。急いでJA川路事業所まで移動し、暖かいお湯で体を洗って、保育園へ帰りました。お天気にも恵まれ、いろいろな体験ができたお田植の1日でした。
田んぼで田植えをしたり、泥んこで遊ばせてもらうことは、子どもたちにとってとても貴重な体験です。毎日口にするお米はどうやってできるのか、米も野菜も一生懸命っ作ってくれる人がいて食べることができ、食は私たちの命の源だということ。年長児には労働の大変さも少しずつ知っていってほしいと願います。
そして、太陽や、水や大地や、風、小動物、田んぼで遊びながら、自然の恵みや営みを肌で感じることが出来ます。この田んぼでの活動はJA,地域の方の協力なくしては体験できない活動です。感謝し、継続していきたいと思います。
園の形態 | 普及型 |
---|---|
代表者氏名 | 園長 : 宮崎 千保子 |
運営法人 | 飯田市 |
運営法人代表者名 | 飯田市長 |
園の設立日 | 昭和43年6月1日 |
認定日 | 2017.10.27 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒399-2431 飯田市川路3467-2 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265-27-3202 FAX : 0265-27-3202 MAIL : ns-kawaji@city.iida.nagano.jp |
定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月火水木金土 |
基本開所時間 | 7:30~18:30 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |