2018年5月17日
- テーマ:
- 植物・生物/つくる
- 年 齢:
- 5歳児
- ねらい:
- ・物語の世界を楽しみ、みんなでかしわの木から森へ入る。
・へんてこ動物作りに必要な材料を穂高荘で集める。
・身近な自然物を使って戸外で製作することを喜ぶ。
・自分なりのイメージを自由に表現する楽しさを感じる。
子ども達が大好きな「へんてこもり」のお話、仲良し4人組が園の裏にある「へんてこ森」へ遊びに行きました。空想の生き物の名前を言うと本当にへんてこ動物が表れ、へんな事が起こります。それは、いつも1本のかしわの木の横を通ると起こります。子ども達は、物語の世界に親しみ、いつも遊んでいる森にかしわの木がある事に気が付きました。かしわの木を通るとへんてこ森へ行ける、まるぼやぼさこうに会えるイメージを共有しています。さあ、今日もかしわの木を通ってへんてこ動物に会いに行きます。
へんてこ森にいる仲間です。
ここがかしわの木、へんてこ森への入り口です。「まるぼの声が聞こえる。」と耳を澄まします。
小さい実を発見!!実が落ちないよう優しく拾う女の子。
子ども達が集めたへんてこ動物の材料、自然豊かな環境ならではの自然物です。
さくら、くり、もみじ、赤い実などたくさんの葉を集めた女の子。さくらやくりの葉っぱの名前を教えてくれます。どの葉を顔のどのパーツにするか目的を持って集めます。
集めた自然物を使ってへんてこ動物を作ります。
「まるぼの声が聞こえる。」子ども達は「へんてこ森」の世界へ入りドキドキです。「かしわの木に顔があっよ。」
「ぐるぐるの者が見えた!」「まるぼ見っけ!!」と追いかける男の子たち。大好きな「まるぼ」の出現!! 一緒に遊びたいね。
「へんてこ動物を白樺の枝で作る。」作りたいイメージに合う自然物を拾っている男の子。気持ちは物語の中に居ます。
「これ、口にするんだ。」
「どこかで、まるぼやぼさこうが見ている。」自分のイメージをしたへんてこ動物ができるよう、イメージを持って拾います。
「赤ちゃん松、発見!」松ぼっくりの初期の様子はほとんど見たことがないので、珍しそうに見ています。普段見られない自然環境に出会えて嬉しい子ども達です。
「まるぼ、ぼさこう、さようなら。」「見ててくれてありがとう。」
「しっぽは2本にするんだ。自分なりの表現楽しんでいます。
「これ、へんてこ動物の足にするんだ。」と見せてくれる女の子。
落ち葉は口、松ぼっくりは鼻、枝は目のパーツと意識をして集めていた男の子です。へんてこ森の世界を実感し楽しむ姿に共感します。
からすのえんどうを見せてくれた女の子、自然との関わりの中で子ども達が自ら発見し、図鑑で調べ知識を習得し友だちに教える姿が見られます。
「まるぼが居た。」「ぼさこうが見えた。」と自分達の「へんてこ森」の世界楽しんでいます。「まるぼやぼさこうが見ていてくれる。」と自分のへんてこ動物を作ります。 「へんてこ動物できた!」どんぐりの目、さくらの葉の体、自分なりのイメージで材料を集め、完成したことに満足しています。物語の世界に触れ共通のイメージで楽しむことができています。これからも子ども達からの発想を大切に遊びたいと思います。