2018年3月15日

テーマ：

土／植物・生物／空・天気／人・地域／つくる

年　齢：

年長児・年中児・年少児

ねらい：

・春探しの散歩に出かけ、日差しの暖かさを感じたり、草花や木の芽の様子を見ながら春の訪れを感じる。
・散歩の思い出を友達や保育士と振り返り、協力して『お散歩すごろく』を作り楽しむ（年長児）

【年長さん】　もうすぐ卒園・・・こども園の思い出に、春探しのお散歩に行ってきました。さっそく¨春探しゲーム¨です。さすが年長さん！高ーい木の上の新芽も見つけられました。そして、今から旬を迎えるふきのとうも見つけました。子ども達も嬉しそうです。春っていいですね！！

【お散歩すごろく】

もうひとつ年長さん！１年間のお散歩を振り返って「どこへ行ったっけ」「ここも楽しかったね」とグループごと考えてお散歩すごろくを作りました。スタートは¨こども園¨あがりは¨小学校¨なんですって！！途中に「靴が脱げたから１回休み」「足をくじいて、１回休み」「小学校へ早く行きたいから３個すすむ」なんて場所も考えました。オリジナルで楽しいすごろくでした。

【年中さん】

年少さんから¨トトロのトンネル¨の噂を聞いて、さっそくトトロトンネルを通って春探しに行って来ました。トンネルを抜けるとそこは春！！オオイヌノフグリやヒメオドリコソウなど春一番に咲く小さな花を摘んで「花束できたよ～」と喜ぶ女の子たち。そして、春の陽気に誘われて一番に出て来たテントウムシやダンゴムシ・・・「見せて」「さわらせて」と大人気でした。

【年少さん】

年少さんが見つけたトトロのトンネル・・・久しぶりに思い出の場所に出かけてみました。すると、トトロの住んでいる大きな木が出迎えてくれました。「あっ、まっくろくろすけいたよ！！」ですって。トンネルを抜けるとやっぱりそこは春！！「これ　フキノトウっていうんだね」「オオイヌノフグリだって」春の名前いっぱい覚えました。楽しかったよ！！

【ちがう春見つけたよ！】　

保育士：「春見つけた？」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Aちゃん：「２個見つけたよ～！ふきのとうでしょ　ヒメオドリコソウ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Bちゃん：「青い花　１個」（オオイヌノフグリのことかな？）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　C君：「おれは　０個　でも・・・」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～春のものは見つけられなかったCくんですが・・・～　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　C君：「ぼくね！花が咲くのがうれしい、芝に寝ころびたいんだ！春だから・・・」　　　　　　　　　　　　　保育士：「すごいね！　いいことに気がついたね・・・」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～春を心で感じたC君でした。素敵ですね！～

【年少さんのお散歩から】

お散歩中、何かを見つけました。「大変、こんなところに梅干しが落っこちてる」「うわぁ！すごいでかいじゃん」「どれどれ」とあっという間に子たちが集まりました。「こんなところにまさか・・・？」と保育士も見に行くと、本当に梅干しそっくりでびっくり！！よく考えるとそこはリンゴ畑の真ん中、秋に落ちたリンゴがそのまま冬を越し、梅干しそっくりの形状になってしまったのです。こども達は面白いものを見つける神様です。

クラスの思い出づくりに、それぞれ散歩に出かけました。年長さんは、こども園最後の思い出に、今までお散歩に出かけた場所に春を探しに出かけることにしました。「春見つけられた？」という保育士の問いに、年少さんや年中さんが「オオイヌノフグリ」「ヒメオドリコソウ」というちょっと難しい名前の花を知っていたり、高い木の上の新芽を見つけたり、何よりも「これから花が咲くから」「芝に寝ころべるから」と目には見えないけれど春を感触や心で感じられるようになったことに子ども達が心も体も成長しているんだなととてもうれしく思いました。そして、そんな心を育ててくれている安曇野の自然に感謝いっぱいです。お天気の良い日にはお子さんと春探しに出かけてみてください！！きっと、大人では見つけられない面白い発見があると思います。