南信エリア
TEL: 0265-27-3774 FAX: 0265-27-3774
2018年2月1日
1月26日(金)年長さんが楽しみにしていた豆腐作りが立石地区の第9集会所で行われました。
「よろしくお願いします!」
大豆約10㎏、一晩水につけてふやかします。
「ほら見て。こんなに膨らんでる」「ほんとだ!」
これがふやかした大豆をひく機械です。
中に丸い石が入っているね。ここで大豆を磨り潰すんだよ。「見て!この石ざらざらだよ」
1人ずつ、お鍋に大豆を入れて機械の中に入れます。今日は地元のケーブルTVのカメラが取材に来ました。
「こぼさないようにね。ゆっくりね」
どろどろになった大豆が出てきました。
「コンクリートミキサー車みたいだね!」
大きな釜にお湯がぐらぐら沸いて、そこにどろどろの大豆を入れて煮ます。ぶつぶつと泡立ってきて
「すごい!シンゴジラが出てきそう!」
煮立った大豆を麻袋に入れてもらって棒に体重をかけてぎゅっと絞ります。
「あ!それで竹を縛ったのが置いてあるんだね」
そうなんだよ。昔からこうやって絞ったんだよ。
集会所の中は湯気がもうもうと立って、大豆の匂いでいっぱいになっています。
大豆を搾った残りがおからです。口に入れるともそもそするけど、なんだか甘くておいしいね。
「おれ、初めて見た!」「うちのおかあさん、おからでドーナツ作ってくれるよ」
絞りたて豆乳を飲んでみました。
「牛乳と違うね」「うん、豆の味がする」「ぼく、これちょっと苦手・・」
豆乳が冷めないうちににがりを入れます。
にがりを入れて少し経つと、ぷりぷりと固まってきました。
「ヨーグルトみたい!」
木綿を敷いた木型におばあちゃんが流し込んで
「ほら、こうやってつまむとね」
「あ!水が出てきた!」「すごい!」
水が切れてだんだんお豆腐らしくなってきたね!
できました!湯気がたってる出来立てのお豆腐です。
「いつものお豆腐と違うよ」「すごくおいしい!」
「豆乳は嫌だったけど、お豆腐はすごくおいしい!」
水槽の中でゆらゆら浮かぶお豆腐
「なんか気持ちよさそうだねえ」「夏祭りの金魚すくいみたいだね」
出来上がったお豆腐をいただきま~す!
塩で食べてから今度はお醤油で。大豆の濃い味が口いっぱいに広がりました。
美味しいからいっぱい食べれるよ!楽しかったね~!また作りたい!
お豆腐を作る場所を「下屋」と呼ぶ事や今も立石地区の方はここでお豆腐を作っているんだと聞いて目を丸くしていました。
お豆腐はスーパーで買うのが当たり前。おからも豆乳も初体験の子がいました。
「全部大豆でできるんだね!」「大豆、あんまり好きじゃなかったけど大豆ってすごいね!」
「おばあちゃんたち、手、熱かったよね」「あんなに湯気が出ててもつまんで触ってた」「ちょーかっこよかった」
大きなかまどにくべられた薪を見て、「この間お餅つきの時もこうやって火を焚いたね」と言っていた子もいました。
取材に来たケーブルTVの記者さんも言っておられましたが
こんな風に、昔ながらのやり方でお豆腐作りが体験できるのは、三穂立石地区に昔からお豆腐作りの下屋があるからです。
地域に大切にされている下屋で、年長になったらお豆腐作りが出来る!
子ども達にとっても大きくなることが楽しみになる、本当にありがたいことだと感じます。
塩澤さんご夫婦と原田さん、寒い中貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
「大豆はすごい!」「お豆腐が作れるおばあちゃん、かっこいい!」
このつぶやきが子どもたちの心の中に残る保育をしていきたいなと思いました。
年長は2月半ばにお醤油作りを見に醸造所へ行く予定です。
そして保育園で、地域の農業生産者の方と味噌づくりが待っています。
楽しみです。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 上沼 佳子 |
運営法人 | 飯田市 |
運営法人代表者名 | 飯田市長 |
園の設立日 | 昭和48年4月1日 |
認定日 | 2017.10.27 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒399-2434 飯田市伊豆木5451-14 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265-27-3774 FAX : 0265-27-3774 MAIL : ns-miho@city.iida.nagano.jp |
ホームページ | http://www.iida-kosodate.net/ |
定員数 | 未満児 : 10人 3歳児 : 11人 4歳児 : 12人 5歳児 : 12人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月火水木金土 |
基本開所時間 | 8:00~16:00 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |