2017年11月24日

テーマ：

植物・生物／空・天気

年　齢：

４歳児

ねらい：

・秋から冬への季節の移り変わりを感じる。
・身近な自然物に触れながら楽しんで遊ぶ。

〜１１月２０日〜

朝、保育園に行くと園庭には真っ白な雪が！

「お山のてっぺんに雪が３回降ると、保育園にも雪が降るんだよ！」

園の周りを囲む山々を見ては、今か今かと待ちわびていた雪がついに保育園にも！

「今日、雪遊びできるよね？！」

「雪遊びした〜い！」

寒さなんてへっちゃら！我先にと園庭へ。

直接手で雪を触ってみました。

「つめた〜い！」

「見て見て！手が赤くなっちゃった！」

雪がとけ、砂が顔を出している所には氷が広がっていました。

そ〜っとそ〜っと手を伸ばし・・・

「大きい氷あったよ〜！」

なかには、手袋のないお友達に雪玉を作ってあげる優しい姿も。

そして、雪が降ったら作りたくなるのが雪だるま！

小さな雪うさぎは園庭にあった木の実や落ち葉、枝を使ってかわいく仕上がりました。

「ここに飾っておこ〜っと！」

子どもが作った小さな雪だるま（顔）もタイヤの上からみんなを見守ります。

その後は、お散歩でも通らせてもらっている農道へ。

ここには雪がいっぱい！

大きな雪だるま作りが始まりました。

「倒れないようにここおさえとくね！」

友達と協力しながら、ようやく雪だるまが完成・・・！

「・・・あ！」

さっき雪だるまに顔をつけていたお友達が、園庭から木の実などを拾ってきてくれました

雪だるまに表情がついた所で、さぁ、今度こそ・・・

「かんせ〜い！」

ミニ雪だるまもできました。

「大きい雪だるまの隣に飾ろ〜っと！」

仲良く寄り添って部屋へ戻る子ども達を見送ってくれました。

〜１１月２１日〜

すぐとけてなくなってしまうかと思っていた雪でしたが、一晩でさらに降り積もりました。

今日は服装もしっかり雪遊び仕様！

これなら思い切り遊べますね！

園庭へ続く土手をダ〜ッと駆け下ります。

・・・転んでしまいました・・・。

が、ふかふかの雪の上はやっぱり気持ちよくて、そのままゴロ〜ン！

雪合戦も真剣です。

子ども達、なかなかの迫力で迫ってきます・・・。

まだまだ少ない雪ではありますが、大好きな雪遊びをめいっぱい満喫した子ども達でした。

園庭を歩き回っていると、ブランコの下につららを発見！

「赤ちゃんのつららあったよ〜！」

雪を踏みしめた足跡の型も取れました。

「ここにも雪ある〜！」

「わ！すべり台が・・・！！」

プランターに植えたお花も雪の下・・・。

「お花、雪で隠れちゃったね。」

そして大発見！

「口から煙が出た〜！！」

寒いと息が白くなりますよね。

子どもらしい素敵な表現にほっこり（^o^）♥

信濃町にもいよいよ冬がやってきました。

ちょっぴり寒いけれど、雪遊びが大好きな子ども達。

日に日に積もっていく雪、長くなっていくつらら、陽の光の反射、雪の感触・・・などなど、たくさんの発見や経験ができる素敵な季節です。

子ども達の気付きを大切にしながら、冬ならではの自然事象に身近に出会える環境を十分にいかし、遊びにも取り入れていきたいと思います。

また、遊びだけでなく、雪遊びをする時の身支度の整え方や、雪で濡れてしまった衣服の着替えなど、身の回りのことも自分たちで考えてできるようにしていきたいと思います。