2024年12月11日

テーマ：

植物・生物／空・天気／人・地域／つくる

年　齢：

3歳から６歳

ねらい：

・冬ならではの自然（氷・霜柱）に触れ、その変化や感触、美しさを感じる。
・氷や霜柱を使った遊びを友だちと一緒に工夫して楽しむ。

ここ２，３日寒くなり、子どもたちは朝園庭に出ていくと「氷」「霜柱」を見つけました。

雪みたいにきれいな霜柱を見つけました。

砂が塊って固くなっていて、持ち上げても壊れません。

「砂の塊だよ。」「いっぱいあるよ。」

明日も氷ができるかなぁ？とそれぞれ容器に水を汲み、水の中に葉っぱや草を入れて置いておくことにしました。

次の朝　　登園してきたお友達から

「プールにも氷が張ってたよ。」の声にみんなでプールへ出かけてみました。

薄い氷でしたが、いくつかとることができて「先生、見て・・・」と嬉しそう。

氷の端に手をかけて押してみると・・・

あ！氷が動いた！すごーい

「手が冷たくなったからお部屋へ入ろう」

氷を触ってかじかんだ手をファンヒーターで温めます。

「あったか～～～い！」

少し手が温まるとその後は自分たちが作った氷のところへ出かけていきます。

外に出た子どもたちはさっそく水を汲んで置いた容器のところへ・・・

凍ってる・・・きれいだよ・・・

鍋の中もペットボトルの中もしっかり凍っていて

「どうやって出す？」

「振ってみる」と必死で氷を出そうとしていました。

その後氷を使って、こんな遊びが始まりました。

固まった土を山の周りに並べて壁のようにしました。

こわれた氷を山の斜面に貼り付けます。

「キラキラしてる」

てっぺんにキラキラの氷をのせてみたり・・・

お片付けの時間になったので

又、それぞれ水を汲んで、日陰に置いていました

明日が楽しみです。

・雪が降ったみたい・・・

・凍ってる。

・砂が硬い、固まってる。砂の塊だ。

・いろんな形があるよ。

・お水入れて置けば氷ができるんじゃない・・・

・お花や草入れたら凍るかな？

・プール氷が張ってた。

・プールの氷は手で持ったらすぐ壊れちゃった。

氷を大根おろしで削ると「かき氷になるのかな？」

氷をすくって・水を絞って・そのまま伏せて置いておこう

どうやって凍るのかな？

・キラキラしてきれいだね

・氷の中にぷつぷつがあるよ（気泡かな？）

・氷もお水も冷たかった。

・ストーブのところへ行って暖かくなった。

・容器の氷は硬くてしゃもじも取れなくなっていた。

・お日様に当たるとキラキラしてきれいだった。

12月に入り、急に寒くなった。外に出ると、冬ならではの自然に触れることができました。

年長を中心として、昨年のことをよく覚えており「水を入れて凍らせる」という発想が出てきたのだと思います。

水だけでなく、紅葉した葉っぱや草なども入れてカラフルに作る姿もあり

その様子を見ていた年中や年少の子どもたちが真似をして作る姿も・・・

異年齢で生活し遊び刺激をしあうことが、このような遊びの伝承にも

つながっているのだと思います。

この季節ならではの遊び、五感を使って楽しんでいきたいと思っています。