2025年1月18日
A君はお家でみつけた幼虫を保育園に連れてきてくれました。
アゲハチョウの幼虫だと、すぐに気づいた先生は子どもたちに「どんなチョウチョになるかな?」
とお世話することを提案します。
「アゲハチョウの幼虫って何食べるの?」
そこで、最初にアゲハチョウを見つけたときにくっついていた葉っぱを調べてみることにしました。
A君のおじいちゃんに尋ねてみると、くっついていた葉っぱはセリの葉だそうです。
「セリの葉っぱを探しに行こう!」
園の周りをお散歩して、たくさんのセリを採ってきました。
たくさんセリを食べた幼虫はすぐにさなぎに大変身。
さなぎの期間も穏やかに過ごせるように、
そして子どもたちにも様子が見えやすいように、担任がケースにひと工夫。
毎日、毎日「今日はどうかな?」と登園して確認する子どもたち。
虫に興味のない子たちも、友だちが集まって盛り上がる様子を見て、気にする様子があります。
じっと待つこと2週間。
月曜日の朝には、飼育ケースのなかに立派なキアゲハ!
とうとう羽化しました!!
「黄色いアゲハチョウだったんだ!」
「わあ〜きれい!かわいい!」
大きなキアゲハに「あの中から、出てきたの!?」と、ちいさなサナギからは想像できない子もいたようです。
「この葉っぱはセリって名前なんだ・・・」
「さなぎになる前はたっくさん食べるんだね!」
「1番最初にくっついた葉っぱしか食べないのかな?」
「さなぎになると動かないんだね!」
「さなぎの間何も食べてないから、お腹すくよね?
チョウチョになったら、お花の蜜吸うのかな?」
子どもたちの予想通りに飛び立ったキアゲハは、朝顔に向かって一直線。
「やっぱりお腹すいてたんだ!」
「さなぎの空っぽのなかは、どうなってるんだろう・・・」
触ってみて一言・・・「やわらかい・・・」
9月中旬も、お友だちのお家からアゲハチョウの幼虫をもらい、無事飛び立っていったアゲハチョウ。
子どもたちにたくさんの発見を与えてくれました。
アゲハチョウの幼虫をきっかけに、カマキリ、トンボ、鈴虫・・・
と身近な昆虫を捕まえてきては、お世話をしたり、観察をする子どもたち。
これから先も、身近な昆虫に触れることで、生き物への興味を広げていってほしいです。
また、生命が生まれる瞬間や、形態が変化していく様子に関心を持ち、
自分なりに関わっていってほしいと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 松本 保江 |
運営法人 | 大町市 |
運営法人代表者名 | 大町市長 |
園の設立日 | 1962.10.1 |
認定日 | 2019.9.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒398‐0004 大町市常盤3601‐18 |
エリア | 中信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0261‐22‐0727 FAX : 0261‐22‐0727 MAIL : asunaro@city.omachi.nagano.jp |
定員数 | 未満児 : 33人 3歳児 : 45人 4歳児 : 50人 5歳児 : 52人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金、土 |
基本開所時間 | 7時30分~19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |